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夏の高校野球和歌山大会2日目 日高中津、南陵が初戦突破〈2020年7月21日〉

2020年07月21日 08時30分00秒 | 記事

 新型コロナウイルスの影響で中止となった第102回全国高校野球選手権和歌山大会の代替えとなる「2020 夏 高校野球和歌山大会」2日目の19日、日高地方勢の日高中津と和歌山南陵が登場。日高中津は初回に先制を許すが2回に逆転して和工を2-1の接戦で制し、和歌山南陵はエース浜が完封で抑える好投を見せて田辺工を4-0で下し好発進した。両校は28日の第1試合で激突する。

 中津-和工 日高中津は先発の左腕・太田が初回、先頭打者を四球で出すと、送りバントなどで二死2塁とされ、和工主砲に右越え適時三塁打を浴び、1点先行を許したが、打線が2回、この日3安打を放った原大が口火を切って二死1、3塁の好機を作ると、9番・太田が中越え三塁打を放ち2者を迎え入れ逆転に成功。
 投げては太田が2回以降に立ち直り、3回と7回に得点圏に走者を許すが、伸びのある直球と変化球のコンビネーションで毎回のように三振を奪う投球を続け、5安打、9奪三振の1失点で完投した。

 和 工
 100000000 1
 02000000× 2
 中 津

 友部-山野(和工)太田-廣岡(中津)
【三塁打】太田(中)山野(和)
【二塁打】井戸本(和)


 南陵-田辺工 南陵打線は4回、二死から四球と6番・尾塲瀬の右翼線への二塁打で2、3塁とし、7番・赤嶺の遊ゴロで一塁への送球がそれる間に、2者が生還して2点を先行。8回は失策がらみで1点、9回は松尾の左翼線二塁打などで一死3塁から3番・石原の左犠飛で1点と着実に加点した。
 エース浜はサイドから緩急をつける投球で危なげない試合運び。8回に2四死球、9回には2四球と一時は乱れたが、散発3安打、8奪三振、無失点で締めた。

 南 陵
 000200011 4
 000000000 0
 田辺工

 浜-赤嶺(南陵)小出、寒川-山本(田工)
【二塁打】尾塲瀬、松尾(南)津呂(田)


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