全国各地から家族連れら317人参加
展示されたキャンピングカー
御坊市と連携して野口オートキャンプ場を「キャンピングカーの聖地」として全国に売り出しているフェイスブックで国内最大級の「キャンピングカー倶楽部(CCC)」が、20日から21日まで同キャンプ場で「2023CCC関西和歌山オフ会」を開き、全国各地から過去最多155台317人が参加し、にぎわった。きょう21日は、昨年に続き、30台以上が連なってキャンプ場から日高港までパレードを行う。
同倶楽部は市、市ふれあいセンターと連携して野口キャンプ場を「キャンピングカーの聖地」として全国にPR。平成30年から毎年5月にオフ会を開き、30年は100台、令和元年は140台が参加。新型コロナで2年、3年は開催できなかったが、感染下火になった3年11月に近場のメンバー71台でミニオフ会、昨年5月は108台で3年ぶりの定例オフ会を開いた。
今年は関東から九州まで過去最多の155台参加。全長8メートル以上のキャンピングカーが8台、7~8メートルが13台、6~7メートルが31台などが並び、壮観な眺め。19日から前泊したグループも多く、20日昼前に開会式、大抽選会、午後はトークショー、市役所職員・まるちゃんらのライブ、プチトマトのつかみ取り、同伴したペット犬99匹を対象にした「がまん比べ大会」などイベントを楽しんだ。
会場には御坊市や和歌山市の人気飲食店、土産物店、協賛店が出店。抽選会では市ふれあいセンターや協賛店が景品を提供し、つかみ取りは市が各種プチトマト20キロを用意。市公認PRキャラクター「みーやちゃん」が子どもたちにお菓子を配るなどふれあい、夜の交流会には三浦源吾市長も参加し、交流を深めた。
きょう21日は昨年に続き、より多くの地域住民にキャンピングカーを見てもらおうと、午後0時15分ごろから30台以上が連なって日高港までパレードする。
最上級5台展示、室内見学
県下初のCカーショー人気
20日には、県下初で全国でも珍しいオフ会でのミニキャンピングカーショーが行われ、キャンピングカーに興味のある地域住民らが見学に訪れた。
VANTEC(株)、RVトラスト、NTB日本特殊ボディーなどのビルダーから5台のキャンピングカーが展示された。車両価格が1700万円を超える国産最上級車、災害対応型など関西のキャンピングカーショーなどでもなかなかお目にかかれない車が並び、訪れた人も興味しんしんで車体や室内を見学した。
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