子どもたちに大人気の「ゆるキャラ」
会場内を練り歩く宮子姫時代行列
御坊市と市観光協会共催の「宮子姫こどもまつり」は、28日に御坊総合運動公園で開かれ、家族連れら5千人(主催者発表)が来場。ゆるキャラ大運動会、宮子姫時代行列など各種催しが行われ、子どもたちの歓声が響いた。日高港で実施してきた宮子姫みなとフェスタに代わるイベントとして、Sioトープ子どもまつりの要素も取り入れ、遊びの環境が充実した運動公園で昨年から始めた。
市内在住のお笑い芸人「和歌山のまーくん」を司会にオープニングセレモニーで三浦源吾市長、高垣太郎市観光協会長があいさつ。同協会第3号観光PR大使に任命された市内在住のモデル・タレント、坂尻夏海さん(23)もじゃんけん大会などに参加し、イベントを盛り上げた。
子どもたちに人気を集めたのが「ゆるキャラ」大運動会。「みーやちゃん」「きいちゃん」「クエ太郎」「まつりん」「プララ」「あゆの助」など8体が参加して借り物競走とリレーを競った。子どもたちは好きなゆるキャラの名前を叫びながら懸命に応援。競技の合間には子どもたちとふれあう時間もあり、子どもたちは大喜びしていた。
宮子姫時代行列は、豪華な衣装を身につけた第10代宮子姫の廣辻華さん=きのくに信用金庫=、貴志うららさん=紀陽銀行=をはじめ、女官・男官役の塩屋小児童、河南中生徒ら総勢18人が会場を練り歩き、笑顔を振りまいた。高垣会長が藤原不比等役、パートナーシップ協定を結んでいる徳島県阿南市から出展参加した職員が粟田真人役を務め、行列を盛り上げた。
ステージでは市民吹奏楽団演奏、ステキ体操GO!GO!GOBO、チャレンジ○✕クイズ、観光協会第1号PR大使のにしゆきさんコンサート、天音太鼓保存会演奏も行われた。
特別体験ゾーンでは市消防本部、自衛隊和歌山地方協力本部、御坊警察署が各種車両を展示し、試乗や制服を着ての写真撮影を楽しんだほか、初参加した(株)キナンの高所作業車試乗には長蛇の列ができた。和高専のロボット操作体験、S・I・Sのウォーキングサッカー体験もあり、物産販売や飲食物販売ブースもにぎわった。
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