協議を終えて
昨日5月21日の大阪市教育委員会との協議は、会場参加はマスメディア関係者を含め19名、zoom参加は、インドネシア・ディアール大学から、南アフリカ共和国・南アフリカ大学からの参加があり、マスメディア関係者も含め15名、合計34名により2時間行いました。
大阪市教育委員会側は、広聴担当として総務課課長代理、教育委員会会議担当の教育政策課から課長代理と係長、処分担当の服務監察グループから課長代理と係長の5名の出席でした。
今回の協議に向けて事務局が立てた方針は下記2つでした。
・「追及」するのではなく、あくまで「対話」を目指す。
・「意見」を闘わせ、共に現状を変えていこうとする「関係性」の構築を!
これは昨年の「協議」から得た私たちの教訓からきています。
教育委員会事務局から協議に参加「させられている」人は、係長であったり課長代理であったり、つまり組織において責任を任せられている人たちではありません。結果、回答をはじめ議論も、自ずと組織の「上」から命じられたことしか言えない状況にあることは情けないことではありますが、昨年の「協議」でもありありと伝わってきました。
そういう人たちを「責めて」も、つまり責任を追及しても、もともと「責任を取れない」立場であるゆえ、鬱憤ばかりが溜まるのではないかという懸念もありました。そうであるなら、少しでも、私たちの主張に共鳴して欲しい、たとえ、それを表明できなくともと考えた次第です。
本来は、組織として責任が取れる立場の人、すなわち教育長こそ協議には出てこなければならないはずです。私たちは、それを要請しましたが、叶いませんでした。
行政との「対話」は気の遠くなるような作業にも思えますが、今後も、少しでも、協議を通して教育行政のあり方についてともに考えていくことができればと思います。
まずは御礼をいわせてください。そして、ガッツせんべい応援団の運動は今後も続きますのでどうぞよろしくお願いします。
画像は、協議を前にした久保さんとガッツせんべい応援団事務局メンバー