東京新聞「本音のコラム」ジャーナリスト北丸雄二さんの記事から。
バイデンは議会初演説で、今世紀が民主制と独裁制との戦いになると述べた。中国の専制政治に負けるわけにはいかないという民主主義の意地が根底にあるのでしょう。
BS11の報道番組で、自民党税調会長で日本ミャンマー協会幹部の甘利明が、市民殺戮を続けるミャンマー・クーデター軍を不自然な形で擁護していた。軍報道官の「木を育てるためには除草剤を撒いてでも雑草を根絶やししなければならない。」とした発言を「雑草とは(市民ではなく)少数民族軍のこと」庇った。
甘利明、こんな番組で下手喋るより、五年前の金銭授受疑惑の件、約束の釈明はいつなのよ。
以上、敬称略は元の文のままです。
確かに、民主制の行き詰まりからか、中国・ロシアetc多くの専制国家もどきが生まれています。我が国とて、自民党が自由気ままに国家運営できる現状は、ほぼほぼ専制国家と同質です。
甘利氏のような発言をする方を、協会の幹部に据えているというのは、ブラックジョークとしか思えません。
多分、かれは「少数民族軍」という部分の「軍」を付けた事で、後々言い逃れができると思っているのでしょう。軍をつけようがつけまいが、少数民族を蔑視しているのは明白です。
そうそう、5年前にやらかした事も放置状態です。
それでも、次の選挙でも彼は当選するでしょう。そういう投票行動をするだろう事、十分に彼は読み尽くしているのです。
だから、自民党政権はとんでもない政治をやれるのでしょう。つまりは、私達の一票がすべてなのです。
オリンピック、まず間違いなく開催するでしょう。最近は何とかして有観客を目指し、「開会式は2万に規模!」とか言い出しています。これは、後で「2万は諦める、いや1万も、じゃあ無観客で!」と譲歩できるようにしているとしか見えません。
政府はここまで譲ったんだから!!という事なのでしょう。
ワクチン接種も思うに任せず(私達にとってね)、コロナ収束は見通せずでも、政府はオリンピックをやるのです。
自己防衛するしかないかな。
ちなみに、オリンピックがあったとしても、私は一切中継は見ません。