高速道路無料化はどうも無理っぽい。
以下、東京新聞コラムの青学名誉教授三木義一氏の文章から。
「2005年、旧道路公団は「高速道路無料化」を民営化の象徴として打ち出していた。
ところが、笹子トンネル天井板落下事故をきっかけに、施設の老朽化が表面化してしまった。
あわてた政府は、無料化の延期を決めたが、老朽化がもっと深刻だったため、無料化を
2115年からに延期した。
それでも無料化の目標は維持しているが、これは固定資産税非課税の恩恵をうけたいからのようである。
本来、民営化で有料ならば、道路には固定資産税がかかるが、それを将来的な無料化という条件で非課税の特権を受けていた。
天下り先を確保し、非課税の特権まで維持したいなら無料化をするのが筋だ。」
氏の言う通りとすると、これは明らかに詐欺と等しい。
「無料化」を掲げての税金逃れである。
政府が絡むと、こういう手も打てるという事らしいが。
それでも、国民は騒がない。
そこは政権も良く分かっているようで、やりたい放題をやり始めた。
軍備増強。うやむやになりつつある「旧統一協会と政治家の関係」などなど。
コロナ対策の変更は、明らかに老人減らしだと思う。
老人は何人亡くなってもOK,とにかく経済を回す。
そういう事だろう。
なので、我々老人は自己防衛しなければ。