コン・モート

九十九里平野からよしなしごとを。

体質の問題では

2023-05-31 15:49:29 | 日記

岸田総理の息子が更迭。

総理は認めていないが、実質は更迭だろうと。

この「はしゃぎすぎ体質」は党の遺伝ではないだろうか。

今回も、東京新聞の「本音のコラム」の感想です。

筆者は斎藤美奈子さん。

2018年7月5日。

当時の首相であった安倍晋三や、現岸田総理を含む自民党議員焼く40名が宴会をしていた。

場所は議員宿舎。

場所もどうかと思うが、問題はその日です。

西日本豪雨が発生した当日の夜。

約11万人に避難指示がでた日です。

更に究極の「はしゃぎすぎ」「公私混同」が「桜を見る会」。

どう見ても、選挙の事前運動としか思えない。

岸田首相長男の公私混同もこの延長では無いかと。

同感です。

斉藤さんのまとめ。

「秘書も議員も首相も何やってんだか。

浮かれてんじゃねーよって話である。」

全く同感です。

懲りない本人たちも問題ですが、それよりも問題なのは選挙で自民党に入れる国民の側ではないかと。

こちらは、自民党議員が何をやっても票を入れてしまう、そういう「懲りない連中」です。


嘘に慣れない!

2023-05-16 13:53:56 | 日記

昭和60年代、国鉄民営化が叫ばれていた時。

こんな新聞宣伝をしていた自民党。

まあこんな大嘘を突き通したもんだと思います。

「ローカル線はなくなりません」

「ブルートレインなどなくなりません」

「全国画一からローカル線優先のサービスに徹します」

全て全くのホラでした。

それでも、選挙では負けない、というか負けなかった。

彼らの目的はいくつかあるでしょうが、私は組合潰しが一番の狙いだったと思います。

時期になると、国鉄はよく止まりました。

順法闘争、懐かしい言葉です。

確かに、列車が止まると困る。

そこを突いて、政府は国民を味方にしました。

確かに不便です。

一方で、ストが労働者の根本的な権利である事も自明です。

当時のマスコミは、ここの所をスルーしていました。

政府の尻馬にのったのだと思います。

フランスの黄色デモ、確かに生活に支障がありました。

デモ隊の中でも不埒な行為(例えばゴミを散らかすとか)が行われそうだったそうです。

その時に、「私達は整然とデモをするのだ。余計な事はしない。」という制止がデモ隊から出たそうです。

それでも、デモによっての破壊行為迷惑行為があったのも事実です。

しかし、我が日本では政府の宣伝工作が功を奏したようです。

尻馬に乗ったマスコミの協力によって。

結果、労働者の権利である「スト権」はただの言葉になってしまいました。