これは初代ネーネーズ。
現在は後輩が名前を引き継いでいるようです。
二枚組で、CD1の方はウチナーグチの曲がメイン。
CD2の方は私達が普段使っている言葉が多いです。
沖縄の弾むリズム、8ビートのかっちりと割られたリズムよりゆったりした感じがします。
少し4ビートに近い感じ。
ガチガチのウチナーグチ(沖縄方言)のも良いけど、言葉の意味がストレートに分かる曲も良いです。
勿論、言葉の意味が伝わらなくても、沖縄のリズムはとても心地良いです。
現在所有しているCDの中の曲、どれも良いけど強いて挙げると、「あめりか通り」「バイバイ沖縄」「チャッチャ−」「真夜中のドライバー」「ノーウーマン・ノークライ」「テーゲー」「平和の琉歌」「IWAKU」が良い!
強いてと言いながら、多くなってしまったけれど、他にもいい曲がいっぱいです。
例えば、「平和の琉歌」サザンの桑田さん作詞作曲、気に入りの歌詞が〜この国が平和だと 誰が決めたの?人の涙も乾かぬうち
に〜全部紹介できませんが、桑田さんが書いたというのがびっくり。
彼を見直しました。
この曲の詞を全部読むと、沖縄にだけ犠牲を強いて来た歴史が伝わります。
沖縄に対しての見方も変わります。
それと「IWAKU」も良いです。
久しぶりに聞いて、涙が出ました。
初代ネーネーズの解散コンサートのラストでも歌われました。
詞も良いけど、メロディーが素晴らしい、メロだけで泣けます。
江戸時代、薩摩藩が琉球王国を滅亡させました。
そのスタートからずっと沖縄は本土から抑圧されていると思います。
政府の言う事を聞かないから、ん千億の補助を打ち切る。
本土の自治体にこんな事はしないと思います。
そもそもが、そこまで抵抗出来る県とか無いでしょうから。
政府の沖縄を見る見方は、太平洋戦争時の対朝鮮半島に対するそれと一緒だと思います。
つまり、同じ日本として見るのではなく、ある意味植民地として見ています。
今の自公政権が続く限り、これは変わらないでしょう。