今年も終わりです。
この一年、振り返るというか総括してみると、日本という国は北朝鮮・中国・ロシア並みになってしまったようです。
これら三国は、いわゆる独裁国家です。
国によって形態は違っていますが、根本にあるのは独裁政治。
そういう国と日本の間にあった差、それが今年で一気に無くなってきたようです。
例えば、防衛費という名の軍事費の増大、その為に増税まで決定。
計画通りいけば、世界第3位の軍事費となります。
「専守防衛」という文言の意味を曲解し、「先制攻撃」まで可能と言いだしました。
一番問題とするべきは、この決定が内閣独断で出来てしまった事です。
少なくとも、国会での審議は必要でした。
政権側にしてみれば、これで自分らの思いのままに、全てを決定できます。
この流れを作ったのが安倍晋三であり、それの返礼が国葬という事だと思います。
彼がいた事によって、現在のように内閣だけで国の重大事項を決められる流れです。
別の観点からすると、この重大な変更についての報道があまりなされない。
正確には、触れないようにしている。
政権への忖度という事でしょうか。
この流れの中で、統一教会問題も尻すぼみ。
私達が知りたかったのは、教会がどのように政治に関与していたのか、それだけ政党に食い込んでいたのかという事です。
教会に被害を受けた方々の救済、それも重要ですが並行して政治との関係を明らかにすべきでした。
多分、これで幕引きとすると思われます。
現在のマスコミは殆どやくたたずと言わざるを得ません。
来年は少しでも良いことが(政治の面で)あればなあ。