田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

白山登山 第1日

2013年07月13日 | 山歩き

7月11日、12日の1泊2日で、岐阜・石川県境の白山に登ってきました。梅雨がまだ明けきらないのか、雲やガスの多い天候でしたが、晴れ間もあって良い山歩きができました。

朝4時前に自宅を出発、東海北陸道を荘川ICで下り、国道156号線を北に30分ほど行くと、御前母衣ダムを少し過ぎたあたりで登山口の大白川に向かう林道入り口があります。左折してさらに30分で白瀬道登山口です。

  

       白山 白瀬道登山口                  白水湖俯瞰

7時15分 に登山口を出発。樹林帯を2時間ほど登ると少しずつ視界が開けてきます。左下には、登山口近くの大白川ダムが見え、白水湖が青い湖面を見せています。

                  登山道からの奥三方岳

このころは天気も良く、行く手には雪渓を抱いた奥三方岳が青空を背景に見えてきます。

大倉山(2038m)を過ぎると、この登山道には今の時期、3か所ほど雪渓が残っていて、横切るのに少し緊張します。大倉山からしばらく登ったところに最初の雪渓があり、途中でスイッチバックして雁形に横切ります。

       最初の雪渓を渡り終えた出口地点から入り口地点を振り返る

さらに大小2つの雪渓を渡ると、やがて白山連峰最大のカンクラ雪渓に出会います。登山道はその左手を登ってゆきます。青空と白い雲を背に、御前峰が立派です。

        カンクラ雪渓の向こうには御前峰が頭をのぞかせる

        登山道は雪渓の左側を緩く登っていく 白い花はナナカマド

しばらくしてようやくこの日の宿、白山室堂が見えてきました。室堂着は14時。あいにくこの頃からガスが出てきました。

                      白山室堂

気温は14度。風も出てきて肌寒くなってきました。ときおりガスが切れて御前峰山頂が見えます。

         ガスの切れ間、御前峰が青空を背景に顔を出す

ガスがなかなか切れないので、ルリビタキが鳴き交わす声を聞きながらあたりをしばらく散策し、ちらほら咲いているクロユリなどを写真に撮りましました。

5時から夕食。夕食後、散策を続けようと外に出ると、ようやくガスが取れ、白山奥宮を前景に御前峰山頂がすっきりと見えてきました。

                     御前峰と白山奥宮

カメラとヘッドランプだけ持って山頂に向かうこととし、6時過ぎに奥宮の鳥居をくぐりました。陽は西に傾き、雪渓も少し赤く光ります。

  

      室堂平から西方を望む               室堂の小屋と別山 

東を見ると、夕日に赤く染まった雲の間にときどき御嶽山がシルエットで浮かびます。

                   御嶽山が雲間に浮かぶ

頂上には6時50分に到着。西の空は雲が多く、日没そのものはいまひとつでした。右下には剣ヶ峰、その左に大汝峰が堂々と控えています。

 

            大汝峰                          剣ヶ峰

7時10分には山頂を離れ、室堂の小屋へと向かいました。約30分で薄暗くなった室堂平に到着。同部屋の人たちは皆すでに布団の中です。消灯は8時半で少し間がありましたが、横になりいつの間にか寝入ってしまいました。

週日ということもあり、32人泊まれる部屋に8人ほど。ゆったりと睡眠をとり、翌日に備えました。

   

 

 


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