甲武信ヶ岳は甲州、武州、信州三国にまたがる奥秩父の名峰。標高は2475m。信州側の川上村・毛木平から31日、1日の1泊2日で登ってきました。
甲武信小屋に泊まった翌朝、秋晴れの好天に恵まれ、富士山、八ヶ岳、アルプスをはじめ素晴らしい景観を満喫しました。まずは山頂からの写真を紹介しましょう。
日の出直後 朝日に輝く富士山
武信小屋同宿の7人が日の出前の5時50分ごろ山頂に揃い、御来光を待ちました。日の出直後の富士山。朝日が山頂の新雪と薄い雲を黄金色に染めています。
その後テント泊の大学生グループ6人も合流し、しばらくは賑やかな山頂でしたが、ひとり、ふたりと山頂を離れて行きます。、私は最後にひとり残って7時10分まで過ぎゆく時間を味わいました。
山頂を離れる直前の富士山
風も弱く、寒さは感じませんでしたが手袋なしではいられないほどで、気温は推定零度より少し下でしょうか。
以下は約1時間半、山頂滞在の間に撮影した写真です。
日の出直後の八ヶ岳連峰 左から権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳
雲海に浮かぶ御座(おぐら)山 左奥に北アルプス、右奥に高妻山などが遠望される
浅間山(右端)から黒斑山、篭ノ登山、湯ノ丸山、烏帽子山と続く浅間連峰
湯ノ丸山背後には妙高山
朝日岳(中央)と金峰山(その右) 左遠方は白根三山、右遠方は甲斐駒ケ岳
北アルプス白馬連峰
北八ヶ岳と蓼科山(右端) 中央、八ヶ岳の背後に新雪の穂高・槍連峰
カラマツが朝日に染まる 遠景は大菩薩・小金沢連峰
甲武信ヶ岳北隣り、埼玉県の最高峰 三宝山(左、2483m)と両神山
両神山後方遥かに日光連山
北アルプス 左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬連峰
白馬三山のズームアップ 左から鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳
ひとつ前の写真では白馬連峰も白く写っていませんが、上空の雲で陽光が遮られ、雪が白く見えない状況だとそうなるのだと思います。
後立山の赤沢岳と岩小屋沢岳の間に剣岳が白い頭をのぞかせる
頸城山塊遠望 中央やや右が高妻山 右端に焼山と火打山
南アルプス 白根三山 左から農鳥岳、間ノ岳、北岳
八ヶ岳連峰と左手前の小川山 左奥には中央アルプス
ということで、とりあえず山頂の景観写真をご紹介しました。山行の詳しいことは後日あらためて投稿します。