この季節になると、日進、東郷の田畑のあちこちで、ギョギョシ、ギョギョシと鳴くオオヨシキリの賑やかな声が聞こえてきます。
5月8日 折戸川
オオヨシキリは、寒い季節、香港島以南の東南アジアで越冬し、暖かくなると日本に渡ってきて繁殖する渡り鳥です。今年は4月25日、愛知用水脇のヨシ原で声を聞いたのが最初です。その声はお世辞にも”美声”とは言い難く、どちらかというと ”ヤカマシイ” 声なのですが、ケリの甲高くけたたましい声に比べると少し親しみが持てます。上・右のように、開けた口の中が赤いのも特徴の一つだそうですね。
5月16日 愛知池
よく見るとなかなか愛嬌のある顔つきをしています。その大きな声と飛びまわる姿は春から夏にかけての”田園の風物詩”と言えるかもしれません。
5月16日 愛知池 5月18日 愛知用水
ところで、ヨシとアシは同じ植物ですが、”ヨシキリ”という呼び名も”アシキリ”よりいいですね。
声を聴いていただくために、手振れがひどくて少し見づらいのですが、一昨年に愛知用水で撮ったビデオを YouTube にアップしました。
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