椹島を基点とし、8月26日から赤石岳、聖岳を歩いてきました。
家を出たのは朝3時半、新東名高速道の島田金谷インターを下り、千頭、井川を経て畑薙ダムに着いたのが7時、東海フォレストのバスで登山口の椹島着が8時半。案内板に”大倉尾根”とある登山路をまず赤石小屋目指して登ります。
椹島ロッジ前にある案内板
9時過ぎに登山口を出発。樹林帯の中をひたすら登り続けます。北アルプスと違って道標は少なく、自分の位置を理解するのが難しい道です。
大倉尾根の登山路 道標には ”3/5”などと書かれている
登ることおよそ6時間。1日目の宿、赤池小屋に着きました。ここまで来てやっと目指す赤石岳の姿が見られます。
赤石小屋 (標高1540m )
雲の切れ間、右奥に、標高3120m の頂上が顔をのぞかせます(写真下)。
小屋から望む赤石岳頂上
小屋の前にある道標には、”さわら島3時間”、”赤石岳3時間” と書かれた下に小さく、 ”トイレ30秒”とあります。
小屋前の道標 トイレの張り紙
トイレのごみもヘリで回収するようで、トイレの壁にはなかなかウィットに富んだ張り紙がありました。回収費用としてトイレ使用料 100 円 が宿泊者を含めて徴収されます。
夕食をとって早めに就寝。夜中の2時に目が覚め外へ出ると、月が沈み暗くなった空に満点の星。天の川を挟んで織姫(ヴェガ)と牽牛(アルタイル)、天の川の中、白鳥座のデネブと形づくる夏の大三角形が見えます。
夏の大三角形(アルタイル-ヴェガ-デネブ)
白鳥の嘴に当たるアルビレオ(3等星)も何とか写っていますがさすがにコンパクトデジタルカメラで天の川は無理のようです。
明け方前の東の空 オリオン座が上がってきています
夜明け前の東の空にはオリオン座も姿を見せています。この日の晴天を約束する美しい星空を仰ぎながら2日目を迎えました。
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