田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

雪の瓢ヶ岳 (標高 1163 m)

2013年02月17日 | 山歩き

2月14日は移動性高気圧が昼過ぎにかけて本州上空にやってくるとの予報。いつもは朝早く自宅を出るのですが午後の好天を狙って遅めに出発。奥美濃林道の登山口到着は午前10時少し前になりました。

          瓢の森付近の林道 登山口は向かって右後方にある

林道の積雪はそこそこあったものの、気温が高いこともあって、登山口までは今回難なく着くことができました。冬の瓢ヶ岳は3度目ですが、これまで2回は朝早いせいもあって林道が凍結し、登山口まで車で来られず、1時間前後の林道歩きをさせられていました。

ここから稜線上の骨ヶ平までは谷沿いの道。今回はこの道の積雪が多く、下の写真のように踏み跡のない雪道を登ったこともあって結構時間を食い、いつもは1時間そこそこで登れるところを2時間以上かかってしまいました。

  骨ヶ平への登山道 足跡はなく、薄いトレールとテープの道しるべ頼りでルート探し

アイゼンに着いた雪が団子になり、あまり役には立ちません。雪はそこそこ固くなっているのですが、膝上までもぐることもしばしばです。

                   沢沿いの登山路 

ただ気温は高く、手袋が要らぬ状態でした。骨ヶ平の状態は下左の写真。下右は昨年7月です。

 

    骨ヶ平 左が今回 道標は首まで雪の中 南岳方面を見る、右は昨年7月

これを見ると積雪はここで約 50 cm ほど。笹はすっかり雪の下に隠れ、その点では歩きやすい状況です。

ここから尾根通しに頂上まで。これもいつもより少し時間を使い、登山口からの正味歩行時間は約3時間でした。

頂上に着くころにはすっかり晴れて大展望が待っていました。以下、高賀山方面から順に時計回りで紹介します。

                   高賀山とその左に能郷白山

となりの高賀山を挟んで、左には能郷白山、右に加賀白山が姿を見せています。高賀山手前に奥美濃林道が雪に埋もれています。

                        白山方面

         北アルプス 薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳

白山から右に目を移すと、薬師岳から笠、槍、穂高へと続く北アルプス連峰が見えます。

                   槍、穂高連峰と乗鞍岳

その右には間近に御嶽山の雄大な姿が・・・。さらに小秀山の右には中央アルプスが見えるのですが、上に雲がかかって見えたり見えなかったり。

 

                    御嶽山とその右手前の小秀山

さらに右には南アルプスと恵那山が。この山頂は何回か来ていますが、南アルプスと恵那山がこんなにはっきりと見えたのは今回が初めてです。

    恵那山とその左に南アルプス 小河内岳左に雲がかかるのが中央アルプス南部

   笠ヶ岳と槍ヶ岳を結ぶあたりをズームアップしてみました。

 

              笠ヶ岳(左)と槍ヶ岳のズームアップ

頂上では、よくここに来るという、地元の年配の男性と会いました。この日あったのはこの方だけ。その方の話でも、この日は登りにいつもより時間がかかったとのことでした。

一昨年の今頃にもここは登っているのですが、今回は登山口から骨ヶ平の間の積雪が特に多かったように思います。若干苦労させられましたが、頂上での素晴らしい眺望に満足し、4時半過ぎには登山口に戻りました。

   


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