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立山連峰に3つの氷河 ‐本日のニュースから

2012年04月04日 | 山歩き

インターネットで今日のニュースを見ていたら、「日本雪氷学会は、立山連峰にある剱岳の三ノ窓雪渓と小窓雪渓、雄山の御前沢雪渓を日本初の氷河と認定」という記事が飛び込んできました。

下の写真は一昨年8月、鹿島槍に登った際、鹿島槍手前の布引岳山頂から撮影した剣・立山連峰です。三つの雪渓はここから真正面に見ることができます。

「氷河」と確認するためには、雪渓の下にある巨大な氷の塊が重力によって1年以上流動することが条件とされています。立山カルデラ砂防博物館の調査の結果、流動が確認されたとのことです。

一昨年9月に妻と立山に登りました。下の2枚はその時の写真です。立山頂上の雄山神社からはすぐ足下に御前沢を見ることができます。

                  立山山頂の雄山神社

その時、雄山神社の神主さんから「下に見える雪渓が氷河かもしれない」と聞いたのが、この話に興味を持つきっかけとなりました。

立山に登った日、早朝は絶好の天気でしたが、下山では雨に降られる変わりやすい天気でした。みくりが池温泉を朝食をとらず早発ちしたので、山頂に着いたときは素晴らしい景観を満喫できました。そのときの山頂からの眺望と、御前沢の景観を動画にしました。

       http://youtu.be/donjJa3yqVo

これまで、日本の山には「氷河の跡」、とされる地形は数多く知られています。降った雪が氷となり、流動する氷河が日本にも現存し、山肌を今も削っていることは大変興味深いことです。北アルプスには、他にも白馬大雪渓や針ノ木の雪渓など、多くの登山者が登下山路に使っている雪渓があります。それらは氷河と言えないのかどうか?さらに興味が持たれるところです。

     

 

 



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