1983年の噴火によるこの溶岩の下に350戸程の民家や小中学校が埋もれ、ママの生家と共に子供たちの成長の記録も埋まっています。
あれから40年、溶岩原に先ず生えるのはイタドリ、ススキ次にハンノキ松というような順に自然は再生されていくのだと想定できます。
とは言え、不思議な事に溶岩原という無生物世界に生物が再生されるのは容易な事ではありません。100年単位の時間は必要になるのだと思います。
しかしです、そこに人間が介入することによって自然再生は加速される様に思われます。
この板敷き遊歩道は溶岩を整地し板を敷いただけのもの、外から土石をいっさい搬入していません。
なのに木道に沿ってススキ、イタドリ、アジサイ、松、ハンノキと密生しているのがわかります。
40年経った今でも木道以外の場所ではイタドリが点々と見られるのみです。
1962年(60年前)の噴火場所は今でもイタドリしか生えていません。
多分此処も木道周辺以外は100年後も松は生えていないでしょう。
三宅島は20年毎に噴火すると云われてきました。
20年毎に自然が(人工物も)破壊され、再生される様が見られる事になります。
自然の破壊の威力は人がどれだけ逆立ちしても追い付けませんし、再生することも又まま成ら無いことも知らしめてくれます。
だが、何億年という地球の自然サイクルからみたら有って無きの如し、なのでは?
本日のサンセット
🛀したモコちゃん
寝ます。😵💤⤵️