昨日、gooブログから〈一年前の今日〉のお知らせがあり開いてみると（台風10号）の記事でした。
台風の余波とおもわれる雨が降り始めてきました。
定植したサルスベリが咲き始め彩りの少なかった庭が明るくなりました。
エゴノキとの寄植え。
あまり経験のない台風の進路、被害の無い事を祈ります。
三宅島は何千年にわたって噴火を繰り返して来た歴史を持つ火山島ですが1983年の噴火まで家屋の被害が1軒あったとか無かったとか。
1983年の噴火で史上初めて350戸が熔岩に埋まり集落が一つ消滅しました。
我が家も消滅しましたが、これは天災ではなく人災だと私は思っています。
また、この島は毎年台風の通り道にもかかわらず大した被害を被っていません。
ここには〈島の知恵〉があります。
木とカヤの家をこの二つの天災から守るために、溶岩の流れそうもない場所に軒先迄石を積み平屋にして（沖縄あたりを想像してください）強風から家を守ってきました。
40年前、この家を再建するにあたり上記の〈島の知恵〉を考慮して建てました。（ホントです(笑)）
建築技術も進化し軒迄の石積みも無く、その上、柱も無く、耐力壁も無く、筋交いさえも無い体育館の様な・・・その上8mもの高さの木造建築。
島の大工に（台風が一度来たらオシマイだな）と嘲笑されたが40年間未だ無事(笑)
（本心は、財力さえあれば沖縄本島の様な鉄筋コンクリートのほうが安心）（笑）
しかし、割れ目噴火には対応の術無し、運を天に任せるしか無い。😮💨😅
極楽トンボ。
何処に家を建てて住むか、或いは商売をするか、ひとそれぞれ自由です。
川に、海に、山に、溶岩流の通り道に近すぎないか、或いは家屋の密集地で良いのか？
新しく住む場所はこんなことを考慮しながら決められたらいいと思います。
早目に安全な場所に避難しましょう。
