「ピエロ」の独り言

四国の山の中、久万町に住む「ピエロ」。人は皆「道化師」です。独り言を掲載します。

「大都会の悲劇」

2005年07月25日 20時15分44秒 | Weblog
広範囲に及ぶ「台風7号」は、日本列島をすっぽりと包む規模で、次第に本土に接近し始めています
当初は、四国に直行すると予想されていましたが、高気圧の勢力の関係で、進路を東に傾けています。
歓迎するべき台風ですが、進路にあ散る地方の皆様は、十分に気をつけてください。

昨日と一昨日、ここの書き込みで、報道によると、挙動不審の人物を取り押さえて「射殺」したとのニュースを私なりに解釈したのですが、射殺された人はテロと無関係だったということです。
「大都会の悲劇」とでも言うのでしょうか、考えさせられる事件です。
まず、被害者は、私服の警察官をどう見たかということです。犯罪が日常化した「都会」で、見ず知らずの屈強な男が近づき「待て」と呼び止められたら、普通の人だったら「これは、ヤバイ、逃げるが勝」という判断をするのは、特別な人ではないでしょう。

「イタリア」などでは、悪者役の人物が観光客にからむ、時をおかず「警官」が素早く追い払う。
そして、「奴らは、札付きの悪者で、被害が続出している」「あなたは幸運だった、私たちがパトロールしていたお陰ですよ」と親切に話しかける。「ところで、手の早い連中だから、何も盗られていませんか、ちょっと財布を調べてください」と、その旅行者の財布を調べる。「大丈夫何もとられていないようですね、これからも気をつけてください」では財布をお返しします。
旅行者は、感謝しお礼を告げる。
ところがである。土産屋に行き、いざ支払う段になり財布の中身を調べると、空だった、というのです。
そうなのです。悪役と警官は、同じ「グループ一味」だったというのです。
このような「大都市」での、出来事は、「人を信用するな」との教えでしょう。

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