カレーライスは、名の通り、カレーとライスの組み合わせで成り立っているわけですが、
カレーとご飯のバランスというのは、人それぞれかと思います。
中には、カレーがたっぷりないとダメな人もいれば、少しでいい人も。
また、辛さによっても、そのバランスは変わってくるでしょう。
自宅で作って食べるカレーは、その心配があまりないと思いますが、
レストランなど、外で食べるカレーは、カレーとご飯、どちらかが残ってしまわないように、
ご飯を食べる速度とカレーを食べる速度を、意識せず、または意識しながら、調整していることがあるでしょう。
そういう意味で、僕にとっては、たとえば、松屋のカレーは、
たまにカレーとご飯のバランスが悪くて、最後にご飯だけ残ってしまうことがあります。
自分は福神漬けがちょっと苦手。もしかして福神漬けも含めてのバランスかもしれませんが、
もうちょっとカレーが多いといいのに…そんな時は仕方なくご飯だけを、その甘みを確かめるように食べることになります。
そんなわけで、今日書きたかったのは、ご飯の上に贅沢にカレーをかけても、そんな心配が全くいらない、カレーライスのお話。
画像は世田谷区池尻3丁目「ビストロ喜楽亭」で、ハンバーグカレー。
昔から有名な店らしいので、ご存知の方も多いかもしれません。
場所は、国道246号線沿い、三宿交差点より、少し池尻大橋寄りというところでしょうか。
ここで有名なのが、壺焼きカレー。画像でご覧頂けるかな、
壺に入って、ぐつぐつと熱い状態で、テーブルに提供されます。
欧風のまろやかなカレー。香りはもちろんですが、とがっているところがなく、
上品で深い味わい。あまりにおいしくて、遠慮がちに食べていたのですが、
どう考えても、このペースでは、カレーが余る…ご飯はたしか大盛りにしてあったのに、
じゃ、もうちょっとたくさん、じゃ、もうちょっとと増やすうちに、
最初からたっぷりかけても充分なカレーの量に、ビックリです。
画像を見ていただければ、グラスやご飯のお皿のサイズと比較して、
カレーの入っている壺の深さや間口の大きさに気がつくでしょう。
カレーが美味しくてもトッピングがまずいと台無しですが、
フライドエッグの下にあるハンバーグも秀逸の旨さ!このカレーに対し、足し算も引き算も必要ない充分なハンバーグ。
ちゃんとハンバーグにもこだわりを感じます。
ターメリックライスにフライドオニオンとレーズンと、定番の組み合わせもと言ってしまえばそれまでですが、
細部に、ちゃんと抜かりがない、丁寧な仕事です。
他にも美味しそうなカレーがたくさん。他のメニューにも挑戦しなくては…
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