ええ歳して
村の習わしやら行事ごとが
あんまり知らんのである。
昨日は何やら「地鎮祭」があった。！？らしい。
地鎮さまは村の一段と高いこんもりとした丘にある。
今朝早く、そこに「お餅」を持って
奉納に行った。
よく分からんけど、村の五穀豊穣や安全作業を願う
お祭り・・・ちゅうか神事であるんですわ。
まあ、みんなお年寄りになってしまって、この小高いとこにある
地鎮様までよう来れんようになってしもた。
昔はここに村人らが集まって一杯もやったと言うが・・・・・
とにもかくにもこの日は、土を耕したり畑仕事や田んぼ仕事が
ダメな日でもあるのだ。！？
不思議な風習やな！？！？。
このあいだまで乗っていた軽トラがちゃがまった。（このあたり
では乗り物が壊れることを「ちゃがまる」と言う）
ほんで、次の軽トラを探してもらっていたら、この
車はどうかなと地元のモータースさんが持ってきた。
スバル製、四駆、エアコン、そ、そして車検まるまる２年付き
で、お値段は、まあこれは内緒にしとく。が
問題は年式と走行距離、軽トラに年式を問うのは
邪道だが、走行距離１５万キロオーバーはけっこう
くたびれているんかな・・・・と思いきや
なかなかパリパリ走るのである。
程度もいい、特にワシがうれしいのは「エアコン」が付いてること、
軽トラは農家には必需品、何台も乗り継いできたが、今まではすべて
エアコンレス、えらい目をしてきた。梅雨時、夏場はめちゃくちゃ
苦労したもんな。
このトラックに乗り換えては、冷やっとする朝なのに
わざわざエアコンを効かしたりしてその心地よさに
浸っておるのである。
今度の土曜日、小学校の運動会
小二の孫がおるけん、おじいちゃんは
見に行く！
もちろん走ったりしてるところ全体を見ることが
できるだろうけど、おじいちゃんはちょっと違う！
孫の「あやな」の出発前の緊張した表情
競争相手として仲間を見る表情
走ってるときの歯を食いしばった表情
ゴールしたときの安堵感や悔しい表情
ひょっとしたらガッツポーズの表情かも知れない
そんなのを、じっくりと見てみたいのであるが
そんなの無理ですわな
無理だと思います。
そろそろですかな、コスモス
コスモスと言えばあの歌を思い出したり
花の美しさにポヨヨンとなったり
なぜかおじさんが乙女チックになったり
するのです。
田舎もんのワシが、軽く１０００台以上も駐車できる
巨大ショッピングモールに入った。
矢印をたどるのも、一時停止するのも
ましてや、空いてるところを探すのは
けっこうシンドイのである！
ワシ、地元では
そんな苦労すること・・・・まったく
ございませんわ！
どこでも置けますけんね、車
数年前は夫婦で白髪の染めっこを
しておったのに
あれから何年か経ち
ワシもこないなってもた。
もう白髪染めなんぞは要らん！
高価な「養毛剤」やら「育毛剤」なども
必要なくなった。
けっこうつらいんぞ・・・・・
我が村の最大の行事、「秋のお祭り」が後一ヶ月後に
迫ってきた。
毎年盛り上がりをみせるこのお祭りも
今年もヒートアップしそうだ。
今、その寄り合い（準備委員会）を終えて帰ってきたところだ。
もうこの祭りを始めて２０年以上、買うもの、用意するもの、
勝手を知っているけんね
が、特に、「酒類」は万全の体制で臨むことにしている。（笑）
またその日が近づいたら、詳しく案内をいたしますよ。
６～７年前にあのＮＨＫさんが
ワシの生き方を取り上げてくれた。
初めてのＴＶ出演だった。
地元放送局の女子アナウンサーを後ろに乗せて
あの海岸ロードを駆け抜けていった。
この歳になって女子がいっしょに、ましてや腰に手をまわされるなんて
ちょっとタジタジになってしもた。
こんなオートバイで疾走するシーンや波乗りシーン
およそ５分ぐらいの放映だったけど
実に楽しかった。面白かった。
それ以後も、ワシの生き方を何度か取材や収録、放送もされたが、
ＮＨＫさんて固っ苦しいと思ってたのに
そんな概念吹っ飛んでしまった。
朝６時、犬と散歩
まだまだ蒸し暑いのである。
オイ、一服するか！
海岸への降り口で座って休憩
冷えた缶コーヒーをプシュッ！
「いいなあ！僕も喉が渇いてるんだけど・・」と黒
「これこれ、育ちがわかるからお静かに・・・・」とワシ
ゴックンゴックンとやってたら
ついに
黒兵衛、しびれを切らして「ウググ！ワンッ！」
「おう、そうかそうか！」
まあ、それを読んでいたワシは
残った４分の一を黒兵衛に与えるのであった。
こうやって静か～に、極々平凡な一日が始まるのである。
