日本画や生け花などで、秋や初冬を表すのに「ススキ」がよく用いられる。
たしかに日本人なら、風になびくススキを見て
秋の訪れを感じ、また人生の悲哀さ、わび、さびを知るというもんだ。
が、よく考えてみるとこのススキ、ただの「カヤ」でないかい!
雑草の親分、道路のアスファルトやコンクリートの隙間から
びっくりするぐらいの生命力、繁殖力でこうやって生えてくる。
まったくの雑草であるわけだ。
それでは、この「セイタカアワダチソウ」
こいつも驚くべき繁殖力で、もう日本中に生えつくしてしもた。
いずれ、こんな雑草が日本の農業や環境問題その他、かなりな
問題となるような気がするのだが?!!!!・・・なりませんか?
もともと雑草だった「ススキ」のように
「セイダカアワダチソウ」が日本の風情となったり、
あの毒々しい真っ黄色の花が生け花になったりは
しないだろうな?!・・・・・・・・なりませんか?