二日目
天候:無風
行程:起床5:30-出発6:30-五竜岳10:20~40-五竜小屋11:40-唐松山荘14:10-唐松岳14:45-BP16:00
結局、昨夜の鳴き声の正体はわからず。
朝になって、Y岡が夜中に足音がしたといって薄い雪の上に付いたアイゼン付きの足跡を示すが、まさか真っ暗闇の凍りついたキレットを通過する人間がいるとは思えず・・・。
朝食のマルタイ・ラーメンは小さいコッフェルで二人分作ってしまったので水分が足りず、「天下一品」のこってりのよう。だからといって旨いわけではなく、しょっぱいだけ。
朝の剣
キレット小屋
朝のうち凍り付いているのを心配したキレットから五竜への登りは、南側斜面のため思いのほか雪が溶けていて、特に問題なし。
もちろん急な登りでダルいにはダルいが・・・。
振り返ると、北側斜面は初冬の装い。
前方に五竜
際どいトラバース
ガーッと下ってガーッと登り返して、五竜岳・着。
雲一つ無い青空の下、360度の展望。
新雪をまとった剣。遠く富士山も見える。
ケータイが通じるようなので、横浜の軟式クライミング部の面々に写メ報告。
五竜岳山頂から五竜小屋への下りは、チョイと雪が凍りついてイヤらしかった。
まぁアイゼンを着けるほどではなく、慎重に下る。
で、また唐松小屋までガーッと下ってガーッと登る。
唐松岳は比較的手軽に登れる八方尾根の終点にあるせいか、なかなか盛況。
ここで、水を補給。
飲料水は500mlのペットボトルで300円となっており、高いなぁと思っていたら、それとは別に歯磨き用の水は同じ500mlで80円とのこと。
小屋番スタッフの女子に聞くと煮沸すれば問題なしとのことなので、貧乏隊の我々は迷わずこちらを購入。
ありがたいことに2Lで300円とほんのちょっとだけオマケしてくれた。
で、本日は唐松岳を踏んだところで幕。
今日は終日イイ天気だった。
to be continued・・・
2011年秋 北アルプス・後立山縦走(二日目)