日程:2016年6月18日(土)日帰り
天候:
行程:須走口五合目8:15-吉田口頂上12:45-御鉢廻り・剣ヶ峰-吉田口頂上15:30-須走口五合目17:56 (単独)
今夏の個人遠征に向け、毎度恒例の富士山トレ。
本当は「ゼロフジ」(海抜0m、つまり太平洋から3,776mの頂上まで)というのをやりたかったが、直前になって調べてみたら標準所要日程が三泊四日。
それでも速い人は20時間を切るタイムで下山しているが、今の自分にはあまりにも準備不足。
結局、ノーマルスタイルで土曜朝に出発することにする。
朝の東名を走り、あざみラインで須走口の五合目へ。
夏の山開きまであと少しだが、既に車はけっこう多い。
今年は異常に雪が少ないとのことだが、それでも正面に見る富士山の上部にはまだ残雪がいくらかある。
デイパックに適当に詰めて出発。
参道のような経路を歩き始めると、土産物屋のおばちゃんからサービスの椎茸茶をいただく。
五合目の店は営業しているが、さすがに山開き前なので環境保全の入山料(1,000円)を徴収する人はいなかった。
おばちゃんの話では今日も既に多くの人が登っているとのこと。
須走口は六合目までは樹林帯の道が続く。
今回は慌てず騒がずなるべく腹式呼吸を意識して、ゆっくりだがその代わりに途中で休みを入れないようにしてみる。
六合目を過ぎてから視界が広がる。
ゆっくりなので途中で何人か後続の人に抜かれる。
いつもなら対抗心で抜き返しにかかるのだが、今日はあくまでマイペース。ビスターリ、チョロチョロで行く。
が、こちらは水分を取る時やウィンドブレーカーをザックから取り出す時以外、ゆっくりだがほとんど足を止めていないので、結果それほど大差は無い。
ほとんど息は乱れることなく吉田口の頂上着。
本日もグループ、単独、トレイルランナー、外人さん・・・といろいろな人がここ富士山の頂上に集まってきている。
人の数はまだまだ少なくちょうどイイ感じ。
いつもと逆に時計と反対回りに剣ヶ峰へ。
途中の白山岳では単独で来ていたフランス人と片言の英会話で国際交流。去年シャモニーへ行った時の話などをする。
彼は今回が初めての富士山。梅雨の合間にこんなクリアな青空に巡り合えるなんて・・・彼にとって今回の富士山は「アナザースカイ」になっただろうか。
その後、最高峰の剣ヶ峰でもゆっくり過ごす。
人も少なく、「怒涛のシャッター押して攻撃」に遭わないのが心地良い。
3,776mの空気を存分に味わってから下山開始。
下りも特に問題はなかったが、最後の最後でやはり左膝に違和感を覚える。
今年になってからフツーに山にも行けてるし、現時点でも痺れや痛みがあるわけではないのだが・・・やはり気になる。
夏の遠征が終わるまで何とかもってくれたらいいが・・・。
下山後はいつもの御殿場市温泉会館。そして道の駅「ふじおやま」で車中泊。
翌日、墓参りをしてから横浜へ帰宅。