KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

リバーサイド、姉岩など 【小川山】

2016年05月21日 | フリー(山梨、長野)
日程:2016年5月21日(土) 日帰り
天候:
同行:M田師匠、大ちゃん、山ちゃん
 
 本日は男(おっさん)4人で。
 埼玉、甲府辺りは暑いだろうと、涼を求めて小川山へ。
 おNewの246陸橋と圏央道のお蔭で、横浜からジャスト3時間で廻目平に到着。
 そそくさと用意し、川を渡ってさっそくトライ開始。

  
 
 本日やったのは、
 
【リバーサイド・エリア】
ブラックシープ 5.10a FL
 まずはアップ。リバーサイドの大半が岩茸に被われている中で一番スッキリした、フレークが魅惑的なルート。
 なるほど。中間の黒いシワシワ部分が何となく黒羊に見えなくもない。

 トポではスタートが二通りあるが、潔く10aの直上ver.で。
 まずは大ちゃん。以前RP済みとのことだが、長期のブランク明けのため核心手前で途中敗退。
 で、二番手でやるが、朝一のため我ながら動きが固く、バランスがとりにくい。
 上部のフレークも隙間に指が入るかと思ったらそんなものは無くて少々アセる。最後の立ち込みも身体が固い自分にはちょっとビミョーなイヤらしさ。
 お手軽グレードながらバランス、フリ、スメアなど基本スキルを求められる好ルート。
 
  

ジョコンダ
 5.10d ×

 自分より数段強い山ちゃんが苦戦したので無理を承知でやってみるが、下から2/3は意外とスムーズ。
 しかし、やはり10d!その先、核心のリップから上の二~三手がどうにも掛かりが甘く、身体を上げることができない。
 仮にリップにハイステップで立ち込んだとしても、足がはずれた場合ロープに引っ掛けそうで何とも怖い。
 うーん、これは技術というより度胸の課題だな。
 後から考えると、左手キーホールドを持って右手マントル返すようにすれば、うまくリップに立ち込めたかも。
 チャンスがあればまたやってみたい。

 
 
ランデブー 5.11a ×
 トポでは♀マーク(パワーでなくバランス系?)が付いているが、出だしから指に来るカチからサイドプルで体幹MAX。
 最初のボルトからクリップの体勢をとることができず、早々と退散。つーか封印。
 これで11aか。小川山、辛いなぁ。それとも自分がヘタレなのか。(たぶん、そうなのだろう。)
 
 その他、山ちゃんは「DOKUFU」(5.11a)などトライ。
 D介くんと私はせっせと岩茸取りしてから上部へ移動。

  
 

【マラ岩】
川上小唄 5.8 MOS
 今さらですが、話のネタに。
 傾斜も寝ているし、まず問題無い。
 しかし、逆にこのルートの途中で「テンショーン!」なんて言ったら、周りの人たちに「はぁ~っ?」なんて思われてしまうに違いない。
 別の意味でプレッシャーがかかると思う。
 終了点、マラ岩Topからの景色は絶景。上からだと意外とこのルートも立っているのがわかる。
 そういや昔、キムタクもジャック中根氏と登ってたな。(もちろんトップロープだけど)

  

  
 
 まだやったことのない「レギュラー」(5.10c)など魅力的だったが、何だか見た瞬間圧倒されてしまい、今日はまずできそうもない感じ。
 途中残置している組もいたりして、また今度にしようとさらに上部へ。

  妹岩にはクラック・ギャルズがいっぱい
 

【姉岩下部】
卒業試験 5.10b MOS
 壁一面を使って左から右、そしてまた左とアミダくじ的に弱点を継いで登っていく。
 水平クラック・トラバースでの足さばき、クリップするためのポジション、ボルト2つ目かけるまで絶対落ちれないなど、まさに初級者のための卒業試験。
 メニューが豊富で面白い。
 それなりに長く、けっこう疲れてしまってグダグダな登りとなってしまったが、それでも何とか一発合格。
 (ありがとう、先生!これから社会に出てもガンバリマス?)

  

  
 
た・タんか 5.10a MOS
 クールダウンで。ランナー2つの短い課題。
 ほんの一瞬バランスをとったりするが、パワーもいらずお手軽。
 右側に寄ってカンテを使ってしまうとさらに簡単になってしまうので、一応使わず限定でクリア。
 
 他に山ちゃんは「JINRO25」(5.10d)を一撃。
 腕を故障中の師匠、大ちゃんらは「センター試験(5.8)」「yamashi(5.10b)」などをやる。
 
 ほどほどの時間に切り上げ、帰路につく。
 最後はpatagonia川上店を覗いた後、町田の「蒙古タンメン中本」へ。

  

 
 旨いんだけど、熱いのか辛いのか相変わらずよーわからん。 
 孤高の人、大ちゃんは「中本ではいつもこれっス!」と"北極”を注文するが、日々の疲れもあってか本日は完食するのにやや苦戦。

 ・・・翌日、彼は大変なことになったらしい。お疲れさまでした。

   

 


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2 コメント

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Unknown (M田)
2016-06-05 12:46:45
小川山どうもでした。久しぶりの小川山でしたが中々楽しめました。小川山近くなりましたねぇ、前は約4時間半掛かっていたので、1時間半もの大幅短縮。

「ジョコンダ」の核心は、長居してるとフットホールドが滑ってくるので、行くの行かないので迷っているよりは一思いに一気に行った方が良いですね、とは言っても核心は細かいし、ややバランス悪しで。午後になると陽があたるので、午前中の方がベストです。ラッペル用のチェーンは4~5年前はなかったです(城山の奴隷の残置、この秋に回収せねば→残っている可能性大)。このエリアのルート名はオペラに因んで付けられいるものがいくつかあるという事に何気に気付きました(気付かなかったのは自分だけ?)。上のイレブン3部作はまた調子上げてトライしたいです。一番左のルートは出だし悪そうでしたね。このエリアに着いた時、大ちゃんが言っていたとおり、2階のおばさん岩の雰囲気に似てますね。あそこの2本の10dは山ちゃんにOS用にお勧めです、右ルートはNPも使えるので。

上の姉岩は今までトライしたことのないエリアだったので、楽しめました。比較的新しいエリアなので、Gradeもジムに近い感覚で登れ、他の小川山クラシックルートと比べるとやや甘めなのでしょう、全体的に。このエリア、故アルパインクライマー宮崎氏も開拓に携わったエリアでご尊父と開拓されたルートもトライ出来たので、それはそれで色々感じることもありました。手頃なルートが揃ってるのがGoodです。

また宜しくお願いします。この1週間で体重1kgは落としました。

P.S.
もう少しでリオ五輪ですが、女子トライアスロン上田選手要注目です、バイクでの捲り方が凄まじいです。スイムで置かれ、バイクで後方一気40人超ゴボウ抜きで一旦先頭。横浜大会では3位でしたが小柄な体に秘めるパワー。もう目は離せない(競馬新聞風期待?)
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Unknown (現場監督)
2016-06-05 13:17:36
 師匠、お疲れさまでした。
 久々に大ちゃんも揃い楽しかったです。

 「ジョコンダ」というのはオペラだったんですか。
 さすが博識ですね。
 私はそのへんまったくウトくて「アナコンダ」の一種かと思っていました。まぁ冗談ですけど。
 あそこの核心は越えたいですね。先日の「弱点主義」もそうだったけど、ココというところでビビリが入ってしまうのが自分の弱い所です。まぁせっかく足が治ったところなので怪我したくないというのが実情ですが。
 そろそろ敗退用残置ビナも手持ちが少なくなってきました。できることなら今後買い足さないよう努めたいところですが、またカモシカ・アウトレットで補充しないとダメですね。

 この前は登ったというより歩いた方の疲れが大きく、後半グダグダでしたが、「卒業試験」はなかなか面白かった
です。「レギュラー」「イレギュラー」も行かないと。

 トライアスロンの上田選手は以前、横浜大会で見たことあります。あの頃はまだ高校出たばかりか大学生だったような気がしていましたが、しばらく見ないうちにすっかり大人になっていて、ちょっとビックリしました。
 アシマちゃんも東京五輪の時には19歳ぐらい。どんな感じになっているか今から楽しみです。

※長文であまりに内輪ネタのため(?)、後半少しカットしました。ご容赦ください。
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