10日目 のち
バンフ(鉄道駅、市街、セントラル・パークなど)-キャンモア(ACC Clubhouse"Bell Cabin"泊)
朝起きると、7:30AM過ぎ。
疲れが溜まっているのか、昨夜は寝苦しく、また腰がダルい。
コーヒーだけ飲んでバンフへ。
ACC Clubhouse"Bell Cabin" 鉄道のある風景
Banffの入口
バンフは一言で言えば、カナディアン・ロッキーの原宿。
一日ブラブラして、土産物屋を覗く。
買ったのはTシャツ、フラスコ(山でウィスキーなど入れるステンレス・ボトル)、ドリーム・キャッチャー(ネイティブ・カナディアンの御守り)など。
ジャーキーは日本に持ち帰れるか微妙だったが、日本人経営の店で聞いてみると、「サーモンはいいが、ビーフはダメではないか?」と言う。
(これはワシントン条約というより「狂牛病」問題から。本当のところはよくわからないが、たしかにカナダの空港の土産店にもサーモンとあったがビーフは無かった。)
コヨーテの全身毛皮が$54で売っていて、これはたぶん日本持ち込みOKらしいが、家に飾るにしても女房が嫌がるだろうから諦めた。
ビーバーの毛皮も同じぐらいの値段であったが、これはワシントン条約で持ち込みダメかもしれない。
また、バッファローの皮で作ったモカシンが$79であり、ちょっと欲しかったが、日本のアスファルトの上で履いたらすぐ底に穴が開いてしまいそうで、これも止めておいた。
Banff駅にて
列車がシブい
monod-sportsやバンフのpatagonia、ノースフェイスなども覗くが、特にこちらでのオリジナル商品も無く、また値段も日本の方が安い。
アークテリクスなどカナダのメーカーだから少しは安く買えるかと思ったら、やっぱりバカ高い。
アウトドア大国なれど山の店はカナダより日本の方がよほど充実していると思う。
patagoniaの良さは世界中どこの店に行っても同じ製品が買えることだが、ハワイのハレイワへ行ってもバンフに行っても同じ物を売っているので、ちょっとつまらないと思う。
さらに言うと、カナダのお土産で本当にMade in Canadaのgenuineというと、やはり高価な皮革製品などで、ワシントン条約の関係で買えるものとなるとけっこう限られてくる。
まぁ、ぶっちゃけバンフの土産店で売っているフツーの小物はまず某国製品といって間違いないが、だからといって"BANFF"とデザインされたTシャツやグラスはバンフ以外ではまず手に入らない物だから、買う方もいただく方もその辺は割り切って考えた方がイイだろう。
比較的安いその国の記念品として、ご当地ナンバー・プレートがあるが、そう考えると日本は中古車ナンバー・プレートをお土産としてどこかで売っているのかな?外国人には富士山ナンバー37-76など人気かも。
ランチは日本へのコンタクトがてら「地球の歩き方(2012版)」に載っていた"Syber Net Cafe"に入ろうと思っていたが、店は無くなっていた。
代わりに別のカフェでコーヒーとベジタブル・ロールとバナナ・ケーキを。全部で$12。
コーヒーは普通に旨いが、ロールとケーキはいまいち。これらはスーパーで売っているものの方が旨い。
というのも、夏のカナダは暑くはないが、空気が非常に乾燥している。
私が思うに、カフェのサンドウィッチやケーキは外気に触れるせいか何となくパサパサしているのだが、スーパーの惣菜コーナーのものは作った後すぐラップして冷蔵コーナーに置いてあるのでみずみずしさが保たれている気がする。
で、喉も乾いたのでまたアイスクリームを。もちろんキディ・サイズに留めておく。
Banffの町から見えるCascade Mountain
日本のMagic Mountainとは関係ありません。たぶん。
BanffのMain Street
午後はセントラル・パークへ行く。
きれいな公園だが、別にどうということはない。
その近くにある博物館もドアが少し開いていたので中をチラリと覗いてみるが、動物のはく製が展示してあるだけで中には入らなかった。
やはりカナダは自然が良く、自分には人間が造った施設にはそれほど興味が向かない。
綺麗だが、どちらかというとゴチャゴチャとした土産物屋ばかりのバンフの町だが、それでも一歩はずれまで来るとカナディアン・カヌーが楽しめる川が流れていたりする。
夕方から強い夕立となる。今日はハイキングに行かないで正解だった。
一通り土産も買ったので、キャンモアへ戻る。
Clubhouseへ帰る前に、この春できたという"Elevation Place"という所に寄ってみる。
大きな総合体育施設でインドア・プールにアスレチック・ジム、そしてもちろんクライミング・ウォールもある。
クライミング・ウォールは会員登録しないビジター料金でも大人が一日$15。
ロープ壁の高さは12~15mほどか。リード用、TR用、オート・ビレイも4基ぐらいあった。
できたばかりなので綺麗なのは当然だが、白い明るい壁がそのデザインと共に斬新。 (日本のジムは倉庫を改装した上、照明をケチっているので暗い所が多いと思う。)
ちょっと近未来SFに出てくるような施設だった。
今回は腰も良くないし、残り1時間しかないので見物だけにしておく。
"Elevation Place" Canmore
Climbing Wall
夕食は外で食べると2,000円以上し、格別旨いわけでもないので、キャンモアのSAFEWAYで買い、Clubhouseで食べる。
韓国風焼きそば入りビーフ丼、二種類のサラダ、バナナ、ビール。それに翌朝のサンドウィッチなども買っておく。
とにかく、こちらは肉がメイン。サラダもフライド・ポテトが大量に投入されていたりするので、積極的に繊維質を摂らないと便秘になる。
写真集 バンフ、キャンモアの風景