4区 平塚-小田原-箱根湯本 約18.5+5.0km
日程:2013年12月23日(祝)
天候:
体調:年末で疲れも溜り、城山でのクライミング翌日のため、相当ヨレ気味。
今回は天気もいまいちドンヨリで、身体も疲れ切っていたのでよほど止めようかと思った。
だが、ここで続けておかないと間が空いてしまいそうだし、さらにこれまでの経験から4区と5区は午後から出かけるとゴール近くで暗くなってしまい、一日がかりで取り組まないといけない。
とりあえず行ける時に行っておこうと気持ちと身体にムチ打って出かける。
JR平塚駅。
西口から出て「餃子の王将」前でストレッチ。つい先日、不慮の死を遂げた社長に合掌してスタート。
現金なもので走り始めると、けっこう足は進む。
4区は本来、小田原までで箱根5区間の中では一番短い距離だが、今回余力があれば次の5区が箱根越えでキツイだけにできれば湯本まで稼いでおきたい。
国道1号に合流し、主に左側の歩道を進む。
右手に湘南平という小山を見送り、すぐに大磯町に入る。
大磯・名物、東海道の松並木を通過。
この辺りもまだ太平洋自転車道は続いているので、適当な所で左に折れ、海岸沿いに出る。
西湘バイパスがあるので砂浜まで出ることはないが、ここも気持ちよいロードとなっている。
道標にこのまま進むと旧・吉田茂邸に向かうとあるので、せっかくなので寄ってみる。
吉田茂邸は小広い日本庭園となっている。
残念ながら本家屋は数年前に不審火により焼失してしまったが、現在、町が文化財として再建中とか。
ぐるっと回って再び走り出す。
4区は道もフラットで車の交通量も少なく走りやすい。
これまであまり気にしなかったが、道路脇に「日本橋から○○km」という道標があって、これが走る上で目安になる。
けっこうイイ調子で二宮を通過し、一気に小田原へ。
足が重くなったら今日は無理せず小田原駅で打ち止めにするつもりだったが、この調子なら湯本まで行けそうだ。
小田原市街は観光の町として城下町らしい造りの建物があちらこちらにある。
和菓子屋も城を象った造りだし、公衆電話の屋根も瓦葺だ。
かつて自転車で通った時、気にかけていたブリキの看板が目を引く「懐かし屋」。
何と今年の夏に閉店してしまったとのこと。残念!
箱根登山鉄道の鉄橋下を潜り、小田原・蒲鉾の「鈴廣」前を通って、あと少し。
湯本手前に近づいた所で突然後ろからヒタヒタと近づいてきたランナーに追い抜かれる。
「ん?」と思ってよく見ると上下、白っぽいジャージを着ているが学生風。で、脇をバイクのおっちゃんが並走している。
もしかしてどこかの大学の駅伝選手か。
直前のコース確認といった感じだったので、急いで追いかけ、記念に顔とか見ておきたかったのだが、素人ランナーのヨレた足では到底追いつけず。
向うは軽く流している様子だったが、結局、一気にブッチ切られる。さすが走りのプロ?だ。
同じコースを走っているランナーを見れたせいか、最後はこちらも元気が出てダッシュで箱根湯本着。
せっかくなので、温泉に入ってから帰ることにする。小田原より先まで行っておきたい理由は実はこれだったのだが。
箱根なので日帰り温泉は探せばいくらでもあるが、結局いつもの駅裏「かっぱ天国」へ。(750円)
駅前の通りは観光客でごった返していたが、裏に回ると途端に静か。
露天の岩風呂が一つあるだけの質素な造りだが、湯温もちょうど良く、筋肉痛に効くというのでよくマッサージした。
土産屋でさんざん試食し、小腹を満たしてから帰宅。
さぁ、次回はいよいよ5区である。