今日は純米大吟醸の麹を造っていて泊まりです。あと1時間ほどで仕舞仕事の品温になる予定。その合間をぬって書いています。
午後に待望の「純米大吟醸 てつ」のしぼりで袋吊りをしました。醪後半、キレが鈍ってしまい苦労しましたが、出てきた酒は良い出来で、蔵人一同喜びながらもホッとしているところです。
私がきき酒した感想は、上立香から愛山独特の香りが一段と強く出ていて、インパクトあり味は、今年の目標であるやわらかさ
が出ていると思います。まだギスいですが苦渋もあまり感じません。日本酒度的には甘めなのですが、上品な甘さでスッと切れて良い感じです
この良い状態のままでお客様に届くような酒質をイメージしながら、ビン詰めまでのこれからの作業を頑張っていきます
蔵人S