もう師走!今日は山形県酒造組合の着手前講習会でした。
鑑評会の結果や今後の日本酒について、仙台鑑定官室長からの講義がありました。その中で、新酒鑑評会の1部と2部の区分が無くなるということを聞き、山田錦から他の酒造好適米へのシフトが進んでいくのか否か、各県の取り組みと覚悟?が試される時代に入ってきているように感じました。
山形県工業技術センターの先生の講義では、今年の米質や頒布酵母の状況など22BYの注意点や山形酒の方向性などのお話がありました。鑑評会で金賞を取るのも大事ですが、旨いと言ってもらえて売れる酒を造る事が重要だとあらためて思いました。
ところで、来週は「あらばしり」と「純米酒生」を発売いたします。「あらばしり」は私がイメージしていたより吟醸酒っぽい酒になっています。「純米酒生」は、出羽燦々のやわらかさとスッキリした飲み口に仕上がっていると思います。タイプは違いますが、どちらも良い仕上がりになっていますので是非ご賞味ください。
蔵人S