これには前振りがある。
小林さんちのメイドラゴンSって昨期の秋アニメだったっけ、夏アニメだったっけ、あったよね。そのS(2期)が始まったときに若い女の子にこう言われた。
『もの凄く面白い。神アニメ。作画も良いし、絶対見てね。絶対よ。』
私は、新アニメは必ず録画することにしていて、少なくとも第3話までは録ることにしている。そこで見て面白くなかったらさっさと切る。皆さんは鬼滅が良いと言っているけど、私は未だに好きになれない。好き好きだからまぁそれはいいとして、その鬼滅は2話で見るのをやめて以降見てない。みんなが熱狂しているんだから、いつか見たくなったらその時に自分のうかつさを顧みることにするつもりだ。
さてこのメイドラゴンだけど、彼女に言われて最初は見たんだけど、余り興味が湧かなかった。でもあそこまで言われたんだからと、一応全部録画した。そしてそのまま忘れていた。
ある日、ごはんを食べるときに何か見ようと Amazon Prime を探っていたら、メイドラゴンの1期が出てきて、なんとはなしに見始めた。最初はさほどでもなかったんだけど、途中からこれは名作なのではと思うようになった。
朧塚という街に独身OLの小林さんが一人暮らしをしていた。年は26才でSEをしている。女らしいとは言えず、化粧っ気もなく服装も中性的よりは男みたい。胸もなく職場ではネクタイしているから、髪型以外は男と間違われても仕方ない風体。そんな彼女が酔った勢いでドラゴンのトールを助けた。トールは小林さんにな恩を感じ、故郷に戻れないからと小林さんの自宅に住み込んでメイドを始める。その後、そこにはトール以外の異世界人(ドラゴン)達が次々と集まってくることになる・・。
ハッピーな話だ。
もしこれが私なら、たくさんの人たちが寄っていることをうっとうしく感じるだろう。邪魔にするだろうし、受け入れないだろう。小林さんもコミ障的なところがあり、人と関わったり褒めたりするのも苦手、と言うかどうしたらよいか分からない。なのに、どんどん受け入れてしまう。彼女の周りの人たちも、なぜか色々と受け入れてしまう。そして色々なのことがありながらも結局は仲良く、信頼や愛情や友情を育んでいく。お弁当でケンカするシーンがあるのだが、それはケンカと言うよりじゃれ合い。小林さんの「受け入れる能力」はすごい。
たまこまーけっとも受け入れる話だった。スライム倒して300年・・も、僕らはみんな河合荘もそうだな。いやいや、ゆるゆりほか多くのアニメもそうか・・、そんな話は自分に合う。見ていて気分が良いし、ハッピーな気分になれて幸せだ。
若い子に言われたときは、義務感と「京アニだから外れはないかも」ぐらいの気持ちだったけど、今はこのアニメに気づかせてくれた彼女に感謝している。
さて、Primeで1期を全話みたら、いよいよ小林さんちのメイドラゴンSを見るつもり。ちょっとわくわくしている。
折角だから一気に見たいな。11日からの連休が狙い目か。
1期で一番好きなのはこの回。名作だね(笑)