2022年冬アニメ （たぶん）全12話
こりゃ名作だ。
今季のアニメの中でたぶん面白いんだろなとタイトルで想像していた中の一つなんだけど、予想に違わず面白い。っていうか、名作だ。２期まで期待したい作品になりそうな予感。
男子中高生ならちょいエロシーンに惹かれて見たくなるだろう。この子、エロで誘っているというわけじゃなく、余り気にしてないって感じ。もちろんからかうつもりや、相手の純朴さをいじりたいところもあるだろうけどね。
五条は雛人形職人を目指す高校1年生。小さい頃から人形やその服に興味のある彼を周りの人は変に感じていた。中学でも高校に入ってからも友達はいなかった。自宅では人形の頭（かしら）をつくる修行と服をつくる毎日。そんなときにミシンが壊れた。学校の被服室で雛人形用の衣装を作っていたところを同級生の喜多川に見られる。彼女はミシンの使える五条を褒める。自身、コスプレをしたいが衣装をうまくつくることができなかったのだ。コス衣装の制作を依頼された五条は、戸惑いながらも製作に取り掛かる。
採寸したり買い物に出かけたりと２人の時間を過ごし、さぁ制作となったが時間がない、色々なアクシデントが重なり思うようにつくれない。期限があると思った五条はボロボロになりながらも期限前日に完成させる。完成した衣装を見た喜多川はその出来栄えに驚きながら感動する。とともに、自分が勘違いさせたことに涙する。折角の素晴らしい完成度なのだからとふたりでコスプレイベントに参加することになったのだが・・。
宇崎ちゃんの中でマスターが『関わっちゃいけないような、いつまでもじっと見ていたいような・・』と表現していたけど、今の私はまさにそれ。この２人がどうなっていくかとにかく、ずっと、じっと、見守りたいって思ってます。
アニメが好きな人は、こんな外観の女の人が苦手な人が多いだろう。私も引いちゃう。でも心は別物。彼女の性格や心遣い、考えや言葉がとても魅力的。こりゃ、ホントに当たりアニメだね。
さて、余り書いちゃ見てない人に悪い。私はマンガは読まないから、この先の展開を知っている人にとってはトンチンカンな書き方になっているのかも知れない。そんなことで今日はこれでおしまい。
撮りためたアニメは、気に入ったやつは鑑賞用と保存用の２枚をＢＤに焼いておくんだけど、この作品は布教用に３枚焼こうかなって思っちゃいますよ。ホント魅力的！