見てください…かわいいミニひまわりの花壇です…はぃ!
ひまわりといえば、夏の妖精つくつくぼうし…ですね?
グランフロントの噴水広場です…あれ? 何か、います。
緑のクマさん?…かな?…カエルさんのようにも見えます…はぃ。水を浴びて涼しそう。今日は朝から暑いですね。
シネリーブルさんにやってきました…はぃ!
今日はぉ父さんがぉ休みなので、一緒に映画に観に来ました…はぃ!
私たちが観たのは、『最後にして最初の人類』でした…はぃ。
アイスランド出身の作曲家で、監督のヨハン・ヨハンソンさんも、原作のオラフ・ステープルドンさんのことも、父は知らなかったそうです…はぃ。予告編でナレーションと音楽を聴いただけでした。
でも、そんなときの父の直感はよく当たります。
父は映画でもお芝居でも、つまらないと思うと、すぐに寝てしまう人なのですが、この映画では、声にこそしませんが「ふむ」とか「ほほう」とか所々感心しながら最後まで観ていました。原作の邦訳版は品切れで古書も出回っておらず、絶版のペーパーバックの原書を取り寄せていました。
この映画は、女性のナレーションが流れる他は、人物はおろか生き物さえ出てきません…不思議な形の建物やオブジェが映し出されるだけでした。かろうじて、廃墟に伝う蔦や、葉の落ち切った冬の原生林が出てきたくらいです…はぃ。
20年億年後、絶滅に瀕した人類が、現代の私たちにテレパシーでメッセージを送ってくるというぉ話です…未来を変えるために。「私たちを助けてください」という切なく悲しいモノローグに、胸が締め付けられるようでした…はぃ。
映画に出てきた奇妙なオブジェは、スポメニックといわれる、チトー時代のユーゴスラヴィアの戦争記念碑なのだそうです…はぃ。
父も観ている最中はわからなかったそうですが、最後にパンフレットを見て、なるほどといっていました。スポメニックの写真集も買ってくれました…はぃ!
『さよなら妖精』のマーヤちゃんも見たことのあるスポメニックはどれかな? 映画にも出てきた石の花、私も好きかも…。あ、米澤穂信さんの新作『黒牢城』も面白かったです…はぃ!
今日はぉ家に帰って、ぉ素麺を食べるつもりでしたが、久しぶりのお出かけです…せっかくなので、もう一本映画を観ることにしました。時間があまりなかったので、ぉ昼は憧れの阪急そばです…はぃ! 冷やしうどんを食べました!
あ、コウペンちゃんだ! いま阪急電鉄でスタンプラリーをやっているんだそうです…ラッピング電車も乗りましたよ…はぃ!
レトロな感じのエレベーターです…
ぁれ…? ぉ父さん、7階っていってなかった?
十三の第七藝術劇場さんです…はぃ! ビルの6階にあります。
第七だからといって、ブルク7のように7階にあるとは限らないんだよ…ぉ父さん?
観たのは『東京クルド』です…はぃ。18歳のオザンくんと、19歳のラマザンくん、クルド人難民青年ふたりの青春を、5年以上かけて追いかけたドキュメンタリー映画です。
この映画のことも、父は知らなかったそうです。
今日の父は行き当たりばったりです。
「せっかくの休日だし、もう1本映画を観て帰ろうか。おや。『ゴジラVSコング』をやっているのか…でも、いまの時間帯は吹き替え版か…ふむ?」
とぃう感じで、スマホで検索していて見つけたのです。
父が政治運動にかかわりを持ったきっかけの一つが、オザンくんやラマザンくん、クルド人難民の人たち、外国人の人たちの人権を侵害する入管法だったといいます…はぃ。
高校の生徒会役員だったぉ父さんは、「自分たちと同じ高校生の若者を犯罪者扱いにすることは許さない」と、在日外国人の指紋押捺制度の廃止運動に連帯運動を立ち上げたのでした…はぃ。
どんなに傷ついても、それでも夢をあきらめずに懸命に生きるオザンくん、ラマザンくんの二人を見て、私も感動してしまいました…はぃ。
私は、あまり政治の話をしないようにと、ぉ父さんにぃわれています。全国300万のレンパシスト(?)には、いろいろな立場の人がいるそうで、私は特定の政党やイデオロギーを支持してはいけないのだそうです…はぃ(れんぱすとか、レンパシストとか、なんの話なのでしょうか…?)。
でも、私もいじめで死ぬほど苦しい思いをしました…だから、これだけはいわせてください…故郷に帰れば逮捕投獄しかないクルド人難民の若者に、「帰ればいいんだよ。他の国行ってよ」という入管職員さんの心ない残酷な言葉を聞いて、ひどいよ、こんなの絶対許せないと思ってしまいました…はぃ。オザンくんとラマザンくん、在日クルド人難民の皆さんに就労ビザを認めてください…はぃ!
第七藝術劇場さんは、アーティストさんの作品を展示していたり、絵本のコーナーもあって、とっても楽しいです…はぃ!
自費出版のご本の販売コーナーもありました。関西地区生コン支部さんの武健一さんのご本もありました…はぃ。父も、何か見つけたようです。『雲と火の柱』? 知り合いの知り合いの友達のそのまた知り合いくらいの人が書いたご本だそうです…でも、それって、ほとんど他人なんじゃ…? 私も読んでいい?
その後、梅田に出ることにしました。
風が出てきて、気持ちよさそうだったので、十三大橋を渡って歩いていくことにしました。十三大橋、自転車も走っていて、ちょっと怖かったけれど、淀川も青々としてきれいで、爽やかな風が心地よかったです。
しかし歩きながら私も、いろいろ考えてしまいました。人類は、どうなってしまうのでしょうか…。オザンくんやラマザンくんは、いまどうしているのでしょうか…はぃ。
橋を渡り終えて、スマホを見ていた父がぃいました。
「最後はちょっと幸せな気持ちになれる映画でも見て帰ろうか」
そして、茶屋町にあるテアトル梅田さんで、『83歳のやさしいスパイ』を観ました…はぃ!
老人ホームに入った自分の母親への虐待を疑う娘さんが、探偵事務所に依頼して、スパイを潜入させるという映画でした。舞台は本物の老人ホームで、エキストラなしで、正体を隠したスパイ=役者が、ホームの人たちと関わっていくのです。探偵役のおじいちゃん、潜入捜査であることを忘れてしまって、スマホで大声で話していたり、バレてしまわないのか、ちょっとハラハラドキドキ、ほのぼのタッチの映画でした! 最初フランス映画かと思っていたら、チリの映画でした。ラストに、やさしい気分になりましたが、この映画も、「やさしい」「しあわせ」だけでは終わらない、いろいろな問題を教えてくれたように思います。それはまたの機会に…。