新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃん姉妹とお父さんの日々。

東日本大震災から14年

2025年03月11日 | 被災地応援
今日は東日本大震災と福島原発事故から14年。

いつもシャープな語り口で政治・社会に迫る日本中学生新聞さんは、東日本大震災は同い年(斬新な表現)なんですね。ツイッターから引用。


2011年▶︎2025年3月11日 14時46分                         東日本大震災から14年 
ぼくと東日本大震災は同い年です。ぼくたちの世代の多くは、福島第一原発事故を含め震災を知っています。しかし、あと5年もすれば知らない世代が増えるのではないかと思っています。 生まれた時から原発があり、日々当たり前のように電気を使っているぼくたちは、立ち止まって考えなければいけない日です。問題は、原発を田舎に押し付け、都会の多くの人間は無関心ということ。地震大国ゆえに、自分ごととして考えなければならないことが山ほどあるのです。 震災で亡くなった命、未だ行方不明の方、今も続く震災関連死、つながるご家族の悲しみと共に今日を過ごします。

このことばに付け加えるものはない……といいながら、福島第一原発事故に誰も責任を取らず、東電が払うべき賠償金の9.2兆円が、電気代に上乗せされるということに、強い憤りを覚えます。

日本中学生新聞さんは「あと5年もすれば(福島第一原発事故を含め震災を:注)知らない世代が増えるのではないかと思っています」と書いています。

震災の5年後に大ヒットしたのが、『君の名は。』であり『シン・ゴジラ』でした。どちらもすぐれたエンターテイメント作品ではありましたが、震災も原発事故もなかったことにして東京五輪や大阪万博に突き進んだ第二次安倍政権のプロパガンダに利用されてしまいました。

2016年は時代の転換点でもありました。3・11以降、反原発運動や戦争法制反対運動、反差別運動が大きく昂揚しましたが、この年以降は急速に衰退します。

政府や極右どもの傍若無人ぶりもひどいものですが、一部の左派やリベラル勢力(本来、左派とリベラルは対立するはずなのですが)の言論の劣化もは目を覆うばかりです。

2016年生まれの人たちが18歳になるのは2034年。

震災はおろか、侵略戦争の事実でさえなかったことにされている時代に生まれ育った若者たちは、どんな社会を築いていくのでしょうか。




ツイッターで見かけた、水木しげるが東日本大震災の直後、ニューヨーク・タイムズに依頼されて描いた絵。

一年前の記事にリンク。



芍薬甘草湯
「なんだ、これ?」土曜、摩耶山から帰ってきたら、宅配ボックスに荷物が届いていました。また何か衝動的にポチってしまったのかな?もともと、熱しやすく冷めやすいタイプです。2016......



最新の画像もっと見る