さて、この道頓堀プール化問題には続きがある。大阪をこれ以上、やつらの食い物にさせてたまるか。
<堺屋氏は大阪の「10大名物」と題した私案を発表。「住みたい大阪」だけでなく、「行きたい大阪」を実現するためには世界的な名物が欠かせないとして、道頓堀プールの実現をその1番目に掲げた。
私案のなかで堺屋氏は、これまでの大阪の都市づくりは総花的で経済性も軽視していたため、成功したとは言い難いと指摘。「常識的通例に堕し、国際的大都市にふさわしい驚愕(きょうがく)性が乏しかった」と断じた。>
「驚愕」って、ハルヒかよ。スカイビルの空中庭園やフェスティバルゲートの惨状を見てみろ、といいたい。これこそ「総花的で経済性も無視」、過去にやり尽くされていた「常識的通例」ではないのか。小学生の作文コンクールではあるまいし、過去の失敗に何も学んでいない老害のドヤ顔のほうがはるかに「驚愕的」だ。
100m×100mの1ヘクタールの巨大映像施設は、たしかに「驚愕的」だ。世界最大の屋外型大型ビジョンは、米国ジョージア州のターナーフィールドにあるらしい。H21.7×W24.0mだから、まちがいなくギネスもの。
しかし、いくらかかるのか? 大阪駅のマルチビジョンのように60V型液晶ビジョンを連結して同期させるんだろうか。
それとも、光のルネサンスでやっていた、投影式の屋外3Dムービーのようなものだろうか? しかしこれなら夜間だけだ。
仮に前者として、外寸138.3×83.9cm……計算中……、ザクッとヨコ72列・タテ119列……8568枚の連結タイプか。
仮にパネル1枚10万円として(ん? 完全屋外設置全天候型の液晶ビジョンは、屋内型の3倍? 直射日光に負けない輝度が必要で、さらに冷暖房空調機器完備? 知らん!)、パネルだけで8億ごえ。施工費とかPCとかCMSとかその他含まず。しかし、使用条件厳しいから、寿命も5年くらいだ。
どうやってイニシャルコスト回収するのだろう? しかし、初期費用もさることながら、メンテナンス費用のほうがかさむはずだ。道頓堀プール化計画以上に、お話にならない。堺屋私案には、あとは死ぬこと以外やることのない老害はひっこんでろ、ということに尽きる。
こんなハコモノより、いまある資源を最大限に有効活用する方法を、おれなら考える。たとえば大阪城を、戦国BASARA国にしてしまう。リアルお城にサムライやニンジャがいたら、海外の観光客は喜ぶだろう。よう知らんけど。
しかし、湯浅誠も大阪に来るようだ。若者たちの雇用の受け皿にしたい。接客のために、英会話も中国語会話も叩き込む。いま、どの都市も観光集客に力を入れる中国人観光客が日本で感じた不満の40%が「英語さえも通じないこと」だという。若者たちに実戦英会話・中国語会話叩きこみ、観光業界はじめ民間企業に送りこんでいけば、世界で勝負できる。
結局、モノでもカネでもなく、ヒトなんだよ。そして、「おもろい人たち」こそが、大阪のコアコンピタンスなのだ。大阪人はいつまでこんなやつらの言いなりになるんだ? 「日本が滅んでも、大阪は生き残りまっせ」とうそぶいていた、あのガッツはどこに行った?
<堺屋氏は大阪の「10大名物」と題した私案を発表。「住みたい大阪」だけでなく、「行きたい大阪」を実現するためには世界的な名物が欠かせないとして、道頓堀プールの実現をその1番目に掲げた。
私案のなかで堺屋氏は、これまでの大阪の都市づくりは総花的で経済性も軽視していたため、成功したとは言い難いと指摘。「常識的通例に堕し、国際的大都市にふさわしい驚愕(きょうがく)性が乏しかった」と断じた。>
「驚愕」って、ハルヒかよ。スカイビルの空中庭園やフェスティバルゲートの惨状を見てみろ、といいたい。これこそ「総花的で経済性も無視」、過去にやり尽くされていた「常識的通例」ではないのか。小学生の作文コンクールではあるまいし、過去の失敗に何も学んでいない老害のドヤ顔のほうがはるかに「驚愕的」だ。
100m×100mの1ヘクタールの巨大映像施設は、たしかに「驚愕的」だ。世界最大の屋外型大型ビジョンは、米国ジョージア州のターナーフィールドにあるらしい。H21.7×W24.0mだから、まちがいなくギネスもの。
しかし、いくらかかるのか? 大阪駅のマルチビジョンのように60V型液晶ビジョンを連結して同期させるんだろうか。
それとも、光のルネサンスでやっていた、投影式の屋外3Dムービーのようなものだろうか? しかしこれなら夜間だけだ。
仮に前者として、外寸138.3×83.9cm……計算中……、ザクッとヨコ72列・タテ119列……8568枚の連結タイプか。
仮にパネル1枚10万円として(ん? 完全屋外設置全天候型の液晶ビジョンは、屋内型の3倍? 直射日光に負けない輝度が必要で、さらに冷暖房空調機器完備? 知らん!)、パネルだけで8億ごえ。施工費とかPCとかCMSとかその他含まず。しかし、使用条件厳しいから、寿命も5年くらいだ。
どうやってイニシャルコスト回収するのだろう? しかし、初期費用もさることながら、メンテナンス費用のほうがかさむはずだ。道頓堀プール化計画以上に、お話にならない。堺屋私案には、あとは死ぬこと以外やることのない老害はひっこんでろ、ということに尽きる。
こんなハコモノより、いまある資源を最大限に有効活用する方法を、おれなら考える。たとえば大阪城を、戦国BASARA国にしてしまう。リアルお城にサムライやニンジャがいたら、海外の観光客は喜ぶだろう。よう知らんけど。
しかし、湯浅誠も大阪に来るようだ。若者たちの雇用の受け皿にしたい。接客のために、英会話も中国語会話も叩き込む。いま、どの都市も観光集客に力を入れる中国人観光客が日本で感じた不満の40%が「英語さえも通じないこと」だという。若者たちに実戦英会話・中国語会話叩きこみ、観光業界はじめ民間企業に送りこんでいけば、世界で勝負できる。
結局、モノでもカネでもなく、ヒトなんだよ。そして、「おもろい人たち」こそが、大阪のコアコンピタンスなのだ。大阪人はいつまでこんなやつらの言いなりになるんだ? 「日本が滅んでも、大阪は生き残りまっせ」とうそぶいていた、あのガッツはどこに行った?