きのうから、ENIGMAの「LOVE SENSUALITY DEVOTION ,The Remix Collection」を聴いている。2001年発表。
あの衝撃のファースト以降は、あまり好きになれなかったが、この作品はエンドレスで聴いていて飽きがこない。トランス・アーティストによるリミックスだが、ENIGMA自身もリミックスに参加。
LOVE SENSUALITY DEVOTION
愛・官能・献身の三位一体。頭文字をとればLSD。聖テレジアのような恍惚と歓喜(もはや自分が涙していることにも気がつかない)。
ENIGMAを聴くと、ベルリンの壁の崩壊に涙して、エアメールをくれた彼女を思い出す。ENIGMAのサウンドは、この世界の解放を祝福する福音のように、当時の私たちの心に響いていた。
その後に起きた いくつかの悲劇(世界的な/個人的な)。しかし旧約の伝えるバベルの混乱と、新約の使徒行伝の伝える異言の奇蹟は、最初から双子の関係なのだ。人びとが国境も言葉も越えてわかり合い、手を取り合う連帯の可能性が存在することを、あの時初めて私たちは学んだ。
(またあんな素晴らしい奇蹟が起きるなど、ゆめゆめ期待しないこと。私たちはお互いもうあいまみえることはなければ、仮に再会しても、もうお互い誰だかわからなくなっているはずだ)
あの衝撃のファースト以降は、あまり好きになれなかったが、この作品はエンドレスで聴いていて飽きがこない。トランス・アーティストによるリミックスだが、ENIGMA自身もリミックスに参加。
LOVE SENSUALITY DEVOTION
愛・官能・献身の三位一体。頭文字をとればLSD。聖テレジアのような恍惚と歓喜(もはや自分が涙していることにも気がつかない)。
ENIGMAを聴くと、ベルリンの壁の崩壊に涙して、エアメールをくれた彼女を思い出す。ENIGMAのサウンドは、この世界の解放を祝福する福音のように、当時の私たちの心に響いていた。
その後に起きた いくつかの悲劇(世界的な/個人的な)。しかし旧約の伝えるバベルの混乱と、新約の使徒行伝の伝える異言の奇蹟は、最初から双子の関係なのだ。人びとが国境も言葉も越えてわかり合い、手を取り合う連帯の可能性が存在することを、あの時初めて私たちは学んだ。
(またあんな素晴らしい奇蹟が起きるなど、ゆめゆめ期待しないこと。私たちはお互いもうあいまみえることはなければ、仮に再会しても、もうお互い誰だかわからなくなっているはずだ)