新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

中国反日デモ 斜め読み

2012年09月19日 | 政治・経済・労働組合
 尖閣は「日中のとんまどもの墓場」になるだろう。40年前に、吉本隆明さんは、中国共産党の領有宣言とそれを支持した井上清や羽仁五郎を批判して、そういった。ほんとうに、浪の下にも都はさぶらうぞで、竜宮城に旅立つがいいよ。

 しかし尖閣に上陸した香港の阿牛くんは、中国本土出入り禁止の反共ナショナリストか。おもろいやっちゃな。

◆「歴史の古傷」は制御できない 中国、反日デモはもろ刃の剣
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/589117/

 <7人の活動家たちの先頭には、ずんぐり体形の中年男がいた。英紙フィナンシャル・タイムズによると、「阿牛」と呼ばれる56歳の男は、反日家ではあるが、同時に中国本土への立ち入りが禁じられた急進的な民主活動家であるという。

 「阿牛」こと曾健成の父親は半世紀以上も前に中国本土から追放された実業家で、曾はいわば反共ナショナリストである。曾らが見舞った一撃によって、中国本土で反日デモが広がった。曾が言うには、尖閣上陸で「日本の軍国主義にパンチを1発見舞ったが、返す刀で今度は中国共産党に肘鉄を食らわせてやった」そうだ。>


 次の記事は参考になった。

◆現下の中国の反日暴動と尖閣問題についてメモ(極東ブログ)
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/09/post-f784.html

 毛沢東の肖像画が出てきたということは、バックにいる保守派が馬脚をあらわしたのだろう。これは組織的計画的な行動ではないかと思う。貴金属店を襲撃した集団は、マスクに鉄パイプという往年のゲバスタイルだったそうだけれど、誰かが人数分の道具一式用意しているわけです。下のブログでいうように文化大革命の紅衛兵運動の縮小再生産版というほかにない。

 次のように冷静に分析している人たちもいる。http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/3a83e519f5c3f9f320bc206e98d650e5

◆毛沢東の肖像画まで登場した反日デモの性質をざっくり考えてみた
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/3a83e519f5c3f9f320bc206e98d650e5  

 仕事的には、こちらの方が「やはり」という感じかな。セキュリティの観点からは、USBよりファイル転送のほうがはるかにマシ。

◆マイクロソフト、中国で出荷時からマルウェアを含むPCを発見――工場でプリインストールか?
中国のサプライチェーンが感染手段となった事実が明らかに
Computerworld 9月17日(月)11時50分配信
http://www.computerworld.jp/topics/563/204871


 ここで思いだしたのが、「全世界を覆うサイバー空間を制する者が戦争の主導権を握る」という中国軍のサイバー戦争路線。「海洋以上に大切な安全保障のとりで」はサイバー空間だと位置づけている。

◆サイバー戦争に備えよ〈中国軍解剖 第1部:上〉
http://digital.asahi.com/articles/TKY201111060412.html?id1=2&id2=cabbbbah


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