新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

犬猫の話

2011年12月29日 | 大阪
 最近、近所ののらねこが増えましてん。

 三軒どなりのおばちゃんが、カリカリを与えている模様。……おれのアパートの庭の前に。

 おれが大家に怒られるやんけ。

 で、夜中、コンビニに行くときなど、「またかー」でほうきとちりとりで集めて、自宅のトイレに流します。ゴミに捨てると袋を破いて、荒らすことになるので。

 にゃんこもおばちゃんもかわいそうです。

 でも、これ以上不幸な猫を増やしたらいけない。

 キンピーさんのエントリを読んで、野良猫問題の本質は「善意の末路」だなあと思ったのでした。

☆ひとりでデケタ 善意の末路
http://a9leather.blog66.fc2.com/blog-entry-300.html

 支払命令受けた団体とは、これのことですね。

☆動物愛護団体 エンジェルズに賠償命令
http://blog.canpan.info/torinohiroba/archive/1659


 「言うても聞けへん(正しいことやってると思ってる)」「都合よくシロウトに身を置いたり、プロ(んなはずは無いんやけど)として振舞ったりする」善意の末路な人たちは、いろいろな場所でよくお見かけしますね。プロ市民ならぬプロ素人というやつでしょうか。

 やはりいちばんのポイントは、保健所や動物愛護センターで殺処分される猫のうち、約80%近くが子猫だという点ですかね。

 基本、犬猫のペットは一代限りで、繁殖は規制または管理する。特に猫のように繁殖力の強い動物には、去勢手術を義務づける。子犬の殺処分が少ないのは、毎年の狂犬病予防接種が、飼い主のマナーや個体管理につながっていると思うんですよ。繁殖はプロのブリーダーに任せて、民主的にキンピー利権拡大、というのが正しいあり方と考えたのですが、いかがでしょう。



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5 コメント

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Unknown (キンピー)
2011-12-29 01:40:14
>民主的にキンピー利権拡大

ははは
そうなったらエエんですけど(汗

犬の繁殖は動物管理者登録が必要ですが、猫は野放し状態なんですよね。
っで、大阪市では平松タンが野良猫保護のボランティア(餌やりと去勢)を認定して支援体制を作ろうとしてたのですが、ハシゲになって予算がどうなることか。。
http://ameblo.jp/bon-bon-boon/entry-11067652901.html
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Unknown (kuro-mac@osaka)
2011-12-29 02:18:31
ねこサポーター! これはうまく行ってほしいなあ。

拍手コメントでも、のらねこ捕まえては不妊手術受けさせるおばちゃんの存在を教えてもらいました。

不勉強でしたが、やはり犬と猫では条件違ったんですね。猫が野放しになってきたのも、狂犬病のようなわかりやすい脅威がなかったせいでしょうか。

橋下くんには、ナチスまでいかなくてもいいから、最低限の動物愛護精神は発揮してくれるように期待します!
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Unknown (キンピー)
2011-12-29 12:47:59
サポーター制度は行政からの庶民への接近ですね。
逆に徹底した公務員のワークシェアリングで庶民の方から行政に侵食してもプロ独に近づいていけるのではないかと夢想したり(爆

冗談はさておき、犬と猫を比較した場合、犬の方がより家畜化されていて、所有者の責任を問いやすいということがあります。
猫の場合、誰が所有者なのか明確で無い場合が多いですから。
ちなみに、狂犬病は恒温動物であれば、ほとんどの動物に感染したと思います。
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Unknown (勉強不足のJCP党員(伊賀篤))
2011-12-29 14:48:39
うちにも、エサをねだりに来る三毛が居ます。(毎日・根気負けしてエサをあげてます)

三毛ですから雌なのですが、隣の家の人いわく、去勢手術は済ませてあるそうです。

元は、隣の家の飼い猫だったそうですが、前の家主が引っ越した後で一旦は連れて行ったそうですが、猫は家に憑くという通りに、脱走して戻って来たそうです。

今では、ウチの飼い猫なのか、隣の家の飼い猫なのかも、判然としません。(この2件がテリトリーみたいで)

そういう野性的な所が好きなんですけどね。そういえば自力で隣の畑から野鼠を狩って食べてた事もありました。

そうしてるうちに、反対側の隣の家が、雄の若猫を飼い始め、この三毛に興味があって仕方ないらしく、後を追いまわしては、邪険に三毛から追い払われています。(同じ男として年上の女性が魅力的に見えるのは判るが、もう去勢されているんだぞ?…子孫を残したいという本能からすれば少し可哀想ですが)

他にも我が家には老犬(シーズー)が居ます。私の母が溺愛しているので、跡継ぎを作っておかないと犬の死後に母の気が変になりそうですが、精液が溜まりすぎで障害が出たので去勢しました。

まぁ、野良犬は、私が幼い頃までは良く居ましたが、最近は殆ど見かけませんね。
日本では、ネコだけが、人間と同じ環境下(街中)で野生している高等哺乳類かもしれませんね。

まぁ、目につく動物が人間ばかりという環境は、本来の生態系からすれば異常なのでしょうから、猫ぐらいは良いか…なんて不謹慎に思ってしまう事はありますけどね。(苦笑)
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Unknown (kuro-mac@osaka)
2011-12-30 01:30:30
キンピーさん:
ねこサポーターからプロ独へ!
これはいいなあ。
原発問題では立場異なりますが、わが師吉本隆明の「すべての野良猫にアパートを!」を思い出しました。
地域貢献の一環で、地域猫問題に取り組むのも面白いなと思いました。

犬の訓練士さんを取材したとき、「この犬は性能がいい」という、その「性能」というフレーズに驚いたことがあります。確かにドーベルマンなんかはマシーンそのもの。もちろん犬を愛していないかといえばそんなことはない。

その点、猫は完全に家畜化できなくて、野性を残している。そこが魅力なんでしょうね。

伊賀さん:
大阪は人ばかりだなあ。しかし下町ではイタチも見かけます。

http://gold.ap.teacup.com/multitud0/425.html

若い頃お世話になった都市ライターの先輩いわく、野良猫の多い町は貧困度が高いそうです。

たしかに、うちの近所、古い木造アパートや文化住宅が立ち並び、空き家も点々として、猫の好きな隙間だらけ。再開発ストップした空き地もあって狩りにも困らない。そしてお年寄りたち。
で、おばちゃんのえさタイムには100メートルの裏道に、14、5匹が集結。カレシんちにお泊まりの女子が、「ねこねこねこー!」と夜中あられもなく大喜びしていたりするのでした。

しかしお母さんのケア大切ですね。ペットロスで検索すると、ヒントが見つかるかも。
手紙を用意するのはいいアイデアかも。カフカが人形をなくした少女のために、かわりに手紙を書いたエピソードを思い出しました。
http://pet.goo.ne.jp/special/sp_39.html
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