認識したせいも有り、今回も水没と商品説明に有るCASIOのEXILIM
EX-Z1000をなんと100円で落札。1000万画素だが、水没機との説明に
みんな入札しなかったんだろうな。
まあ、100円なら外れても良いかという気持ちもあったし。
外観は、水没機と言う割には綺麗。うまく動くかも。
動作チェックで電源を入れると、日付設定画面が出てくる。
おお、良いぞ、良いぞ!と思ったが、設定キーが効かない。
あれ、こりゃ又嫌なパターンか?
と言う事でバラしてみる。
これもZ1050同様、化粧パネルが増え、外筐を外し難くなっている。
↓一応水没の説明通り、あちこちで多少、錆が浮いている。
でもZ5に比べれば、はるかに軽傷。
どうやら、今回は操作部フレキは生きている様だ。良かった。
先ずは操作部のスイッチを押さえている青いシールを剥がし
接点部を清掃する
上面のスイッチ部も汚れている様なので、ここも清掃する。
一旦仮組して動作を確認する。
無事にキーも動いて日付設定もできたが、写った画像は何やら
ピンクがかっている。
丁度、リコールのCCD不良機みたいな感じ。
こりゃCCDユニット辺りに冠水してるのかな?
しょうがないので、もう少しバラしていく。
基板のフレキやネジを外して、分解できる所から分解。
基板を外したところ
これでレンズも分離
レンズ背面のCCD取付ネジを外す。
CCDユニットを外してみるが、特に冠水等の腐食等は見られない。
綺麗な物だ。
CCDユニットからのフレキを良く眺めると、コネクタに入る直前の
部分でどうも何度も折り曲げられて多少切れ目が有る様な気がする。
↑フレキのコートされている側を少し削って銅箔を出す。
↓切れていそうな部分に半田を盛って補修をしてみる。
↓仮組みで動かすと、色はまともだが、なんかピンボケ
また、レンズを外してじっくり見ると、AFモータとフレキの
半田付け部分が、少し浮いてるような気がする。
ここの半田付けを修正して組み立てると今度は正常に写る
と言う事で、これにて、一旦修理完了。
100円で1000万画素機が稼働となり、なかなか上出来!
でも半田盛りの耐久性がちょっと心配ではある。
ちなみに、Z1000のレンズは、正面からと厚みはZ500系と
同じだが、背面や、内部は少し構造が変わっている。
直ぐ壊れる所を修正したのだろうか?
↓レンズの化粧板はZ500系同様、爪で外れる
↓前玉を外した所。中の電磁石が変わっている。
↓背面の後ろ玉近辺もかなり変わっている。
↑本体が厚くなってるのにレンズが本体より薄くて、
電源オフ時はちょっとデザイン的にレンズ部が凹んでいて
変な感じだな~。
↓レンズを、伸ばせば変わらないんだけど。
まあ100円だから、許せる範囲でしょう!
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