くっしーの徒然日記

Kodak C340 分解・修理その4

あれから、だいぶ時間が経ってしまったが、結局適当なギアが見つけられなかった。アルミ板で自作も途中まで作ってみたが、歯を削り出すのが難しそうなので断念。で、結局プラリペアで修理する事にした。


臭いが、そう、歯医者さんで借り歯を付けられた時の樹脂の臭いかな、、、、
先ずは、型どり君をお湯で温めて、ギアの型を取る。1/3位、歯がないから、歯のある所で型を取って、ギアを回して、歯のない所を型に乗せて作る。


プラスチックを歯のない所に乗せて、固まるまでしばらく待って、ギアを取り出す。


今ひとつ、きれいに谷が出てないので、せっせとヤスリで整形。削ってはレンズに乗せてみて、ギアの回りがスムーズになるまで繰り返す。実は、初めギア自体を補修前にヤスリがけせずに補修したらすぐにくっつけたプラスチックがヤスリがけの途中で取れてしまった。どうも、補修前のヤスリがけで、もとのプラスティックの表面をデコボコにして補修剤がくっつきやすくするらしい。手を抜いちゃ駄目なのね、、、結局3回ほど作り直して、やっとスムーズに回る所までギアを削る事が出来た。

さて、ラジコン屋で買ってきたプラスティックに使えるグリスを付けていよいよレンズに組み込み。


後は、元通り組み付けるのだが、ずいぶん間が開いたから、どのネジだかよく覚えていない。適当に記憶をたどりながら、適当なネジを組み付けて行き、何とか元通りに組み立て。いざ!スイッチオン!レンズが出るかと思ったら、日付設定の画面!

はやる気持ちを抑えて、日付を設定してOKを押すと、『ウィ~ン』と言う音と共に、レンズがにょきにょき出て正規の位置で止まる。


画面には、ちゃんとレンズの前の像が写っている。あ~!やっと直った~!


と言う事で、無事に撮影も出来る様になり、何とか修理完了。ずいぶん時間が、かかってしまった。

しかし補修したギアの耐久性が今ひとつ不安だな。谷の削り込みもいい加減だし、、、

後日談:案の定、一ヶ月ほど後の動作試験で、ズームを動かしたら、パキ!と
    ギアが壊れました。丁度、ストロボが光らないと言うC340がオクで
    出ていたので落札して、そのギアを外して、これに組み込んで、
    また、なんとか復活しました。やっぱりこの手のプラ部品の補修は
    耐久性が今一つですね。
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