くっしーの徒然日記

MT-1ケース補修とGPE載せ替え

先日、締めすぎでケースが割れてしまったMT-1、ぼちぼち治して
みる事にした。

一番簡単な方法は、やっぱりM6ネジでタップを切る方法。先ずは
試しにドリルで穴を開けてタップを切ってみた。


丁度、穴位置が、微妙な位置だが、なんとかタップが切れた。
上側のアルミは厚みが2mm位なので、ネジ山が3山しか入らないが
そこから下に伸びる部分が、一部だがネジ山になるので、これで
何とか強度はもちそう。

これでM6ネジで止められるケースが2個に成ったので、モータを
GPEに移植する事にした。


SPに付いてるモータを外して、ケースを交換するのだが、新しく
補修したケースは、ネジ穴の位置から、手持ちのM6x30の六角ネジでは
赤径の取り付け位置でネジの長さが足りなかったので、赤緯に使用して
いたギア比1/30のモーターも分解して、これを補修したケースに収めて
今まで赤緯に付いていた、最近のMT-1ケースに赤径側のモータと5pin
コネクタを移植。

GPEにモータを取り付けると、クラッチのギアとモータのギア位置が
合わない。


そう言えば、どこかで見たMT-1はギアが逆向きに着いていた様な
気がするので、試しにモータのギアをひっくり返すと、丁度クラッチの
ギアと噛み合う高さになった。


ちょっとモータをネジ止めする時に、ギアにテンションが掛かりすぎず
かつバックラッシュも少な目に合わせて取り付けるが、こんなに位置の
自由度が有る物なの?なんか、ネジが緩んだりずれたりすると簡単に、
テンションが変わりそうだけど、、、まあ、ネジが緩んだ時点でまともに
動かないから良いのか?

ついでに、GPEとSPを見比べてみる。三脚ヘッドは、どちらもアルミで
GPEの方が少し剛性の高そうな構造だ。


三脚の頭と石突きの部分が、SPに付いてるのは、どちらもアルミ製だが
GPEに付いてたのは樹脂製になっている。Mystar仕様だから?或いは
年代による?それともみんな樹脂?


剛性を考えて、SPの三脚をGPEに取り付け様かとも思ったが、SPが
取りガラになるのもかわいそうな気がしたので、取りあえず使用で
不満が出るまでは、元のままとする。

64秒位の露出なら、これでもいけるかな?

最後に、極軸望遠鏡を移植して、外の景色でスケールを調整してお終い。

GPEはコストダウンの為に、目盛り環がないから、極望との隙間があいて、
ちょっと見てくれが悪い。でも、目盛り環、ほとんど使ってないから
わざわざ部品で購入して付けなくても良いかな?とそのまま。

GPにすると少しは強度とか精度とか上がるのかな?SPでも、今までの
使用では、大して不都合が無かったからそのままでも良かったんだけど、
何となくGPEが遊んでるのもしゃくだし、アリガタが使えるので、色々な
鏡筒で使えそうだからまあ、良いか。

2011.9.4(9/6)

コメント一覧

くっしー
こんにちは、貧スタさん。

金属パテって、使った事が無いんですが、強度はどんな感じでしょうか?使うとすると、三角の溝を埋める感じですかね。或いは、下の方の部分的にしかネジのない部分の回りを埋めても良いかも知れませんね。
しばらく様子を見て、今のタップで、不都合が出そうなら検討して見ます。

目盛り環の自作は全然思いつきませんでしたが、自作できない事も無さそうですね
新品だと5000円位ですが、先月、GPの目盛り環がヤフオクに出てて、\1200円で落札されてました。これぐらいの値段だとあまり自作のメリットが無くなりそうですね。
少し考えてみて、簡単に出来そうなら作って見るかも。
貧スタ
http://plaza.rakuten.co.jp/startwaching/
金属パテでタップしては?

メモリ環は自作というのは!?
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