くっしーの徒然日記

Canon EOS Kiss X5 入手

以前にジャンクで手に入れて、使っていたkissX2をローパス除去改造したので、もう一台普通に撮れるX2でもと思っていたが、さすがにX2はもう玉が少なくなってきている感じ。見てるとX5が2万前後で落札されている様なので、X5が安く落ちないかと物色していたのだが、この度、めでたく本体と電池、ボディキャップのみだが、15.5k円にてを落札。


商品説明では、背面に浮いている所が有るが動作は問題なしとの説明。オクの写真では良く判らなかったが、確かに右後ろの拡大縮小ボタン近くの合わせ目が浮いている。



ラバーをはがして良く見ると、背面パネルが軍艦部の中の部品を挟んで内側に入り込んで、軍艦部が正規の位置に収まっていない。



う~ん、これは一度分解歴が有りますよと言うしるしだね~!、、、何のために分解したんだろう??、、、、気になるが、まぁいいか。

さて、この浮き上がりと言うか組間違い、分解して、治せそうな感じだが、面倒なのでどうしようかと思っていたが、分解を説明している海外のページを見つけたので、参考にばらして組み直すことにした。

先ずは、底面のネジを4本外す。



右手グリップの横のネジ2本を外す。



左手側は、ラバーの下に有るネジを4本外す。



コネクタのカバー部分を持ち上げて外す。





ここは外さなくても良いかもしれないが、ちょっと背面が開きにくかったので、ファインダー下のネジ2本も外した。



中につながっているフレキと配線を切らない様に、そっと背面パネルを持ち上げて外す。



背面パネルを外した所



浮き上がっていた所は、軍艦部側のロックの爪が割れてしまっている。



まあ、無くても何とかなるか、、、、

と言う事で、元通りに組み付ける。



軍艦部のプラ部品が少し変形してしまっているのと、中の爪が折れている事も有り、元の組位置に戻してもまだ少し浮きあがっている。

ドライヤー辺りで熱を掛けながら力を掛けておけば元に戻りそうだが、まあたいした事ないので、ここは、このままで終了。

以前にX2のシャッター回数を調べたEOS Infoでシャッター回数を調べようとしたが、うまく行かない、、、、

EOS utilityが少し古いので、キャノンのページからX5用のアップデートファイルでアップデートしたが、それでもだめ。確かにEOS Infoのページには、X4までしか対応が書いてないんだよね、、、、

諦めてサービスセンターに持ち込もうかと思っていたのだが、もう一つ「Canon EOS Camera info」と言うのが有ったので、それで試してみる。



こちらでは、無事に回数を表示。なんと6000回強と、かなり少なめ。これはちょっと嬉しい。

シリアルからも、X5の最初の製造から20か月後の製造らしい。1年半弱でモデルチェンジするエントリー機なので、ほとんど最後の方の生産品らしい。

ちなみに、このアプリは比較的最近の機種にも対応している様だ。

と言う事で、ボディに多少キズは有る物のまずまずの機体が手に入ったかな。

2016.12.9(12/11Up)

コメント一覧

くっしー
kameさん

あんまり気にならないレベルでは?
これならクリーニングスクリーン残しても良いかも。
kame
IRカットフィルターのみ除去した60Dでも、M45を直焦点で撮ると、やっぱり輝星周りにはハロというかゴーストというか
http://blogs.yahoo.co.jp/kamewin/14790369.html
↑こんなのが出ます。(^^;

もしかしたらクローズアップレンズのレデューサーの影響かもしれないので、そのうちレデューサー無しや、全撤去のX3でも撮ってみて検証してみようかなと思っていました。

しかし個人的にはこの程度のハロは「まぁ良いか」と、それほど気にしていないのと、フィルター全撤去したX3用のフィルターをいまだに決めかねているのと、今年は滅多に無い新月期の晴れ間を、機材の検証に割くのがもったいないため、今までスルーしておりました。(^^;

なるべく近いうちに検証して記事にしてみますね。(^^
くっしー
kameさん、こんにちわ。

今回は、割と当たりっぽいのでラッキーっぽいです。
X5の改造投入の際には、スケアリング調整のネジ締め込みによる位置確認手法を使わせてもらいますね。ちなみに全除去だとクリーニング機能が使えなくなるのが気に成っています。まあゴーストとトレードオフなんでしょうかね。
くっしー
コウイチさん、こんにちわ。

そうなんですね~、今回は思いがけずシャッター回数の少ない機体を引き当てました。
分解痕は気に成りますが、まあ、特に問題が出なければそれもOKですし。
X5だとバリアングル採用なので、不自然な体制で、翌日腰痛になるというのが減るかもしれませんね(笑)
kame
をを!
掘り出し物ゲットおめでとうございます!!\(^o^)/

しかも今回こうして分解しておけば、後々の改造も安心ですね。(^^

なおX3以降は、三点のトルクスネジでセンサーのスケアリングを調整しますが、これを外す前に、キャブレターのパイロットスクリュー等の調整のように、一度一杯まで締め込んでおいて、その締め込み量を記録しておけば、スケアリングの再現は意外なほど簡単にできました。(^^

さらにネジのピッチで前方に移動させられる量が割り出せるので、X3はフィルター全撤去でもギリギリで元のピント位置まで戻せました。(^^V
コウイチ
こんにちは。これは、当たり品を引き当てましたね! なぜ分解したのか、それともどこかに当てちゃったのか、分かりませんが、これはどう見ても、当たりですね。
 X5による良画像をよく見かけるので、これからの撮影が楽しみになりますね。
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