くっしーの徒然日記

Let's Note CF-T7ジャンク液晶交換 その2 (CF-W5分解編)

さて、液晶割れで手に入れたCF-T7だが、CF-W2の液晶を載せようとすると、CF-W5の接続ケーブルが必要になるが、ケーブル価格としては、ちょっと高く売ってるので、T7とW2のケーブルを途中でつなぎ換えて、W5ケーブルと同じ物を作ることにした。
ただ、T7のLCD側のピンアサインがもう一つ良く判らないので、手持ちの完動品のCF-W5を分解して、ケーブルの接続を調べることにした。


【↑ピンアサインが不明の為に、バラす事になったCF-W5】
ちなみに、このW5も半年ほど前に↓インバースのジャンクで入手した物で


特に直す所もなく、綺麗に掃除して、メモリの追加とリカバリディスクで現在のメインノートとして使っている物だ。

よくよく考えると、たかだか1000円のケーブルを買うのを節約する為に、何の問題もなく動いているのを、バラすというのもかなり手間な話で、時間対費用効果を考えると、中古ケーブルを買った方が良かったかと、思わないでもないが、そこはまあ、ヤフオクで落札、送付待ちと言うプロセスを踏んでの部品入手待ちがうっとうしかったと言う事で、、、、、


↑先ずは、天板をLCDパネルから外す。通常は、本体側からバラすが、ここまでの流れで、前回同様、天板側から外した。


↑液晶パネルの型番はLTD121EDBPとなっている。制御基板のサイズは、W2と同じく大きめの基板が付いている。


↑コネクタ部分はW2と同じ1mmピッチの20pinで、基板のピンアサインも概ねW2と同じで、これとほぼ同仕様みたいな感じ。多少基板自体は改版されているようだが。


↑W5のインバーター部分、ピンアサインは、他と同じように見えるが、、、、


天板が外せたら、いよいよ本体側の分解だ。↑先ずは底面から見えるネジをメモリカバーの所を除いて全部外す。


↑色々なサイズのネジが使われているので、メモ用紙にポンチ絵をかいて両面テープで貼り付けておき、判らなく成らない様にする。PCの底面をコピーして貼り付けるのが流行っているが、机の上が狭いので縮小しないと使いづらいし、面倒である。


↑バッテリー下に有る、キーボードの押さえ板を丸印の穴にピンセットを突っ込んで矢印の方向に抜く。


↑バッテリー横の滑り板?のシールも上半分を剥がしておく。


↑LAN/モデムコネクタの化粧銘板のシールも上側を剥がしておく。


↑表面に回って、先ずは見えるネジを外す。


↑キーボードが両面テープで張り付いているので、ヘラなどで両面テープを剥がす。くっし-は使い古しのバスカードを使ったが、もう少ししっかりした材質の方が使い易い感じだ。

↓写真の青四角の所が両面テープの位置なのでここを剥がすこと。

↑両面テ-プを剥がしたら、キーボードをそっとひっくり返す。フレキがつながっているので注意すること。

赤四角は、CPUの放熱板なので、手でもって軽く揺すりながら持ち上げる。

↑放熱板が取れた所


↑キーボードのフレキをコネクタのロック板を写真右方向にずらせて外す。


↑キーボード下のネジを外す。


↑裏面に回って、赤丸内のドライブのロック外しノッチを針で写真右方向にスライドさせてドライブの蓋を開ける。


↑ドライブの蓋を写真の角度にひねりながら外す。


↑ドライブ蓋の下のネジを外す。青丸の所は、無線ランアンテナカバーの下にあるので、カバーをヘラやマイナスドライバーで外す。くっしーは爪で外したが、W5はそれでも外れたが、T7の時に爪を割ったので工具を使う方が吉!


↑キーボードのフレキコネクタのすぐ上のSPコネクタを外す。


↑CPUの左にもコネクタがあるので外しておく。

↓本体の上蓋を少しだけ持ち上げる。

↑まだフレキがつながってるので注意!


↑タッチパッドのフレキを、コネクタのロック板を手前にずらせてから、引き抜く。


↑ドライブのフレキも同様にコネクタのロック板を手前にずらせてロックを外してから引き抜く。


↑これでやっと本体の上パネルと底面パネルが分離できた。


↑LCD接続ケーブルのマザー側のコネクタを透明のプラスティック板をつまんで引き抜く。ここは、T7と同じ30pinコネクタになっている。


↑外したCF-W5のLCD接続ケーブル。マザボ側が30pinで、LCD側が20pinだ。


↑暇そうな次男に手伝って貰って、虫ピンをワニ口に半田付けした物を使って、ケーブルの接続を調べる。


↑と言う訳で、手間暇掛けてやっと調べた接続がこちら。
う~ん、この部分の記事を書くだけでも大変。やっぱり買った方が良かったか?


↑と言う事で、配線接続を調べ終わったW5は、メモに貼り付けたネジも残さず、バラした時の逆に組んで元通り復活。

さて、次はいよいよ、T-7本体の分解・ケーブル作成・組立て完了だな!
しかし、書いてみると、意外に手間だな(汗)

2013.6.15(6/25)

Let's Note CF-T7ジャンク液晶交換 その1
Let's Note CF-T7ジャンク液晶交換 その2 (CF-W5分解編)
Let's Note CF-T7ジャンク液晶交換 その3
Let's Note CF-T7 リペア完了

コメント一覧

くっしー
ミドリさん、初めまして。

お役に立てた様で何よりです。
私もいつも他の人の情報に助けられていますので
少しでも、参考になればと思っています。
ミドリ
LCDとMBのアサイン対応を残していただいたおかげて
作業の手間を大幅に省くことができました。
ありがとうございました。
くっしー
kameさん、ありがとうございます。

そうなんですよね。自分でもやりながら、これで壊したら目も当てられないな!
なんて思いながらやってました(汗)
無事に、完動のまま、元に戻せて良かったです。(笑)
kame
ジャンク修理のために、完動品をバラすなんて、、、すごい勇気ですね。(^^;

そして鮮やかに解析&組み直し。

私なら解析する自信も組み直す自信も無いです。。。
なので、完動品をバラす勇気は湧いてこないですね。。。(^^;

お見事です。\(^o^)/
くっしー
電球さん、こんばんわ。

私も、こういうの結構好きですね~。
色々いじるんで、やっぱり愛着も出てきますよね。
ちなみに、虫ピンワニ口は、職場にも有ったりします(汗)
電球
こう云うのは、大好きです。
部品取りに買った物が、修理しようと考えたものより、修理し易い事などもありますし、手間を掛けるから尚更、修理完成時には、愛着が出るんでしょうね。
京都の木象嵌の職人さんが、物作りの為に工具作りからやって豆のような鉋を作ったり・・・。虫ピンのテスターケーブルは良いですね。(笑)
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