くっしーの徒然日記

双眼鏡 その2

取りあえず、星の存在確認用に6x18の小さな双眼鏡を買ったが、
何となく、口径の大きいのも欲しいよな~と、またハードオフで
安物を物色。30x50と書かれた口径5cmと、8x30と書かれた
3cm口径が有った。30倍は使えないよなと思い、3cmを手に取るが
壊れていて、ピントがきかない。

ブランド名はSUPER ZENITHって書いてある。視野角は7.5度と記載がある。
一旦家に帰ってSUPER ZENITHを検索すると、良くある安物ブランドらしい。
まあ、でも見えればいいからそれでも良いんだけど、ピントが合わないん
じゃな、、、、

翌日、又ハードオフでまた眺めていて、対物レンズを少し回してみると、
簡単にねじ込みで外れる。お!こりゃ修理できそうじゃんと言う気がした。
そんな訳で、315円也で買って帰った。


さっそく色々調べてみるが、どうやら真ん中の軸がスティックしている様な
感じがする。

色々とこね回していると、↓軸が折れた!ありゃ~こりゃ駄目か。


軸は、何やら2重構造になっていて、外と内でネジの向きが逆だったりと
ちょっと機構が今ひとつ良く理解できない。でも、眺めていて、こんな
複雑じゃなくても、ピント合わせるには外だけ生きてれば良いじゃん!
と勝手に思いこみ、内ネジの切ってあるシャフトを抜いて、外ネジの筒に
長いネジが通せる様にドリルで穴を開け、工具箱の中に転がってた3mmの
長いネジで、折れた外筒を止める。


↑但し、外筒は動かない接眼レンズ部にくっつくので、外筒だけ回転
する様に、ネジの最後をWナットにして、Wナットの間にワッシャを
はさんで抜け止めにし、外筒をフリーに回る様に止めた。


↑こいつを、胴体に納める。

と言う訳で、何とかピントあわせが出来る様に成った。↓


早速、外に出して景色を眺めてみる。ピントはまあそこそこ合う
みたいだが、目幅をいくら調整しても像が2重に見える。
なんだかな~、、、、しょうがないので、しばらくこのまま
使っていた。

ちなみに家内はこれを使ってもちゃんと一つに見えるのか何にも
言ってこない。

その後、何か直す方法が無いかWEBを検索してみるとこの症状は
左右の視軸が合ってない状態らしいと判明。でもっていくつかの
HPで修理の仕方が説明されていた。

かなり本格的な修理から、簡単にプリズムの位置を調整したと言う
だけのページもある。本当は、人間の目は自動調整機能が有るから
有る程度以上の誤差は吸収してしまうとの事で、測定器や治具を
使う方法が良いらしいが、くっしー的には簡単にプリズムを調整
して像が一つに見えて、目が余り疲れない所に調整する事にした。

 ↑これが調整ネジ。

 ↓全部で4ヶ所合った。


やってみると、手前の2ヶ所のネジだけ調整すると概ね一つに見えて、
目も大して疲れないポジションになったので、これで良しとする。
ホントはちゃんと調整しないと目幅を変えると合わなくなったり
するらしいが、取りあえずくっしーの目幅でOKならそれで良しとした。

これもピントは甘いけど、まあ、使えない事もないかな。
2010.12.15 (2011.1.19 Upload)

コメント一覧

くっしー
Kenkoも、滑止めのシボの下にネジが有るんじゃないかと思います。
張り付けられている?シボを切り取るか、穴を開けないとネジが
見えないのでは無いかと思います。本文中の『簡単にプリズムの
位置を調整した』方のHPに書かれていますので参考にされると
よいかと。
globefish
プリズムの調整ネジなんてあったんですね!
ウチのKenkoの12×50も視軸が微妙に合ってないので
このネジがあれば調整できるのかなぁ?
戦力外として会社に持っていっているので、明日また
確認してみることにします。笑
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