きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

第3回 きゃおきゃおツアー 目白聖公会

2010-10-10 | 教会・礼拝堂
あいにく前日の天気予報では、雨。

今回は、移動距離は長くありませんが、かなり歩くので足元の悪い天気での開催は
不安がいっぱい。
参加者について判っているのは性別のみなので、
判断がつきかねませんでした。
でも メインの見学先が月に一度の休日公開なので
日程の変更も難しいし…。
いろいろ悩みましたが、第3回きゃおきゃおツアーを開催しました。
メンバーは、初めての参加が5名、リピーターが3名、そして家人OZと私(きゃおきゃお)の
合計10名。
連絡ミスなどがあり、一部参加者の方には大変ご迷惑をおかけしました。
簡単な自己紹介のあと、ワイワイ ガヤガヤ 出発~♪

自由学園明日館をメインにした、きゃおきゃおの大好きな場所を訪ね歩く
建物見学ツアーの始まりは、教会見学です。

JR目白駅から目白通りを少し歩くと、通りから少し奥まったところに
小さな教会が見えてきます。



目白聖公会



牧師さんには、9月にお会いして
建築好きなアマチュアの集団ですと見学の趣旨を話しました。

中から教会の方が、「どうぞ 中へお入り下さい」と
声をかけてくれました。

教会の方は、さぞ驚かれたことでしょう。
雨の降りしきる中、
皆さん 思い思いのカメラを撮り出して
外観をパシャパシャ撮り始めました。
なにかこう、熱気を感じます(笑!)



礼拝堂には、合計12枚のステンドグラスが飾られています。
イングランド島ツルーローのエピファニー修道院から
譲り受けた古いステンドグラスなのだそうです。
元々は12枚が上下二段で一つの画面を構成していましたが、
教会の中の限られたスペースをかんがみ、礼拝堂の左右の壁に4枚ずつ
そして入り口上部に4枚飾られています。
日差しがないので 暗くて残念…。





祭壇上の高窓には黄色のガラスが使われていて
柔らかな光を落としています。


入り口上部の4枚のステンドグラス
聖家族の神殿奉献物語








礼拝堂の左右の壁を飾るステンドグラス

  

これは 導きの星





私はクリスチャンではありませんが、
椅子に座って
 祈りの場を、優しく包みこむようなステンドグラスを見ながら
 心静かなひとときを過ごす
 私の 大好きな礼拝堂です。

天気の良い日に、出かけてみてくださいね。


◇目白聖公会
竣工 1929年
設計 坪井正太郎
所在 東京都新宿区下落合3-19-4

2010.10.9
 


コメント (30)
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