コンビネーションを打つ時、強弱を付けて打つようにとよく言われます。
しかし、ただ強弱を付けるのではなく、
一つ一つの攻撃に意味を持たさなければコンビネーションは決まりません。
たとえばワン・ツー・フックのコンビネーション、
崩して・つないで・決めると言うように
それぞれの攻撃に意味を持たせて強弱をつけることが重要です。
すべてが決めの攻撃、強・強・強の攻撃ではダメです・・・、
と普段は教えているのですが、
以前ボクシング世界ミドル級チャンピオンでジュリアン・ジャクソンという選手がいました。
彼のパンチは捨てパンチがなく、すべて倒すパンチです。
とりあえず一発当たれば終了と言う、とんでもない強打者でした。
この選手を見た時、
今までやってきたコンビネーションは何だったのだろうと愕然とさせられましたが、
あのような事が出来るのは類まれな強打を打てる彼だからでしょうし、
常人ではとても無理です。
でも、世界は本当に広い、常識では考えられない型破りな選手がいるものです。
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