京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

ちょっと小言

2009-10-25 13:06:13 | 一般部
最近の道場の問い合わせで多いのは、「サンドバッグはありますか?」「ウエイト器具はありますか?」「プロになれますか?」「シャワー室はありますか?」「リングありますか?」云々。
こう言う質問をして、入会してきた人に限って、練習に付いて来れず直ぐにやめる。
今まで長年道場をやってきて、サンドバッグを吊るしていても叩くのは一部の人だけ。殆どの人はウエイト器具を置いていても使わない。その前に腕立を50回も出来ない。プロになりたいと言いながら、ちょっと鍛えたら直ぐに根を上げる、何やかんやと理由をつけて休む。
駅前にある道場でもなし、練習に来る人は徒歩や自転車やバイクや車…、それなら練習した後はタオルで汗を拭いて、シャワーは帰ってからゆっくり浴びんかい。
プロになりたいがなれますか?と問い合わせてくる人には、逆にこちらが問いたい。「辛抱できますか?」「忍耐力はありますか?」「努力はしますか?」と。
「大会に出て勝ちたいですが、大会に出れますか?」と言う事を聞いてくる人も多い。大会ぐらい出場料を払えば出してくれます。ただ、大会に出る事と勝つ事とは別です。大会に出る=勝つ事だと、努力もしない内に口に出すことでは無いと思う。私もどう答えて良いかわかりません。
昔は形から入る人が今のように多くなかった気がする。
グローブ一つにしても、初心者のクセに海外ブランドの何処何処の物しかイヤだと、高いお金を出して自分で取り寄せて来るのは良いが殆ど使わず、挙句の果てお金が無くなったから会費を待って欲しい…。何か根本的に考え方が間違っていないか?と問いたくなる。
道具は、お金が無ければ中古でも安物でも良いではないか。大事なのは物の値段よりもその道具を大切にしてボロボロになるまで使ってあげると言う事です。
お金が無いお金が無いと言いながら、無駄使いが多すぎるような気がします。
何かにチャレンジしようとする事は、本当に素晴らしいものだと思う。
電話で設備の事やプロになれますかと問い合わせてくる人も、入会して直ぐにやめてしまう人も、少なからず“チャレンジしてみよう”と言う思いがあったからこそ、行動を起こしたのだと思います。なら、その次に持続させると言う努力をしないと、幾ら設備が整っていても自分の目標を達成する事は出来ません。


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コメント (1)
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