京都府京都市右京区 ILCHI ブレインヨガ 太秦スタジオのブログ

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求道 その3

2014-08-29 21:16:33 | Tetsuo's
こんにちは。求道の続きです。

精神世界の知識はあったので、悟りの「無心」には興味がありました。
どうすれば無心になれるのか、どういう状態が無心なのか。すべてのものとの一体感とはどういうものなのか。
自然と神と一体になるのはどうすればいいのか。知識の段階から体験するための段階に意識が移りました。
"どうすればできるのか。禅道場に入ればできるのか。日々悶々としていました。
"
書籍「悟りの哲学」の購読を機に、2007年ダンワールド(イルチブレンヨガ)に入会しました。
仙道の目的の一つが悟りです。
いろいろな修行をした結果、悟りを開くのです。
悟りとは気づくこと。
実は既に知っているのです。忘れていたことを思い出すようなものです。
答えは自分の脳にあるのです。
悟った人は世の中にたくさんおられます。
悟りにも段階があって自分がどの段階にいるのかを知っておくことも必要です。

イルチブレインヨガでは特別トレーニングという制度があり、いろいろなメニューがあります。
自分の魂の声を聞き本当に願っていることが自分でわかる。無になって、自分の本性と出会う。など
いろいろなトレーニングを受けて、絶対的な愛を感じました。
創造主と天と地の気運を霊的に見て、感じて、体感できました。
アメリカ・セドナでは地球の愛を感じ、天と地に愛されているのだと確信しました。
宇宙の創造主の気運を受けて、すべてのものがひとつに共存している。

ちなみに、地球という星には想像を超えた意識体があります。
母なる大地といいますが、大きなお母さんのような意識です。
我々人間や生き物たちが子供で、いつも慈しんで見守っています。
例えば、子供の頃は 親に構ってほしいと思っていました。
大きくなって本当に愛されていると思い出したのです。親とは本当にありがたいものです。感謝です。
当然 地球の意識体はみんなが明るく楽しく生きて欲しいと希望し、調和が取れた世界を望んでいます。
それに反して人間は組織や国家をもってエゴを拡大させています。このままでは地球は持たないと言われています。

悟りの段階を歩んでいますが、伝えなくてはいけない。ではどうするのか。魂が選択した答えが指導者でした。

・・・(続く)

求道 その2

2014-08-24 11:54:46 | Tetsuo's
こんにちは。道の続きです。

スタジオに行ってみるとそこはヨガ教室でした。悟りを求めたのに。でもまずは体験をしてみました。

ヨガなんてしたことがなし、体が硬いのにできるの?自問しながらまずは、説明を受けました。

記憶に残ったのは丹田を強くすることでした。

・・・・・

イルチブレインヨガは脳科学と東洋医学を応用したヨガです。

1.東洋医学の健康とは

東洋医学とはなんでしょうか?

一般には鍼灸、漢方など中国系の医療をいいます。根底にあるのは、気、陰陽・五行などの中国思想の概念があります。

さて、病気にかからないためにどうすればよいのでしょうか。

一言で言えば、正気を強めて健康な体を作り、維持していくことです。

そのために自分の体の弱いところを知って、どのような病気になりやすいのかを知ること。

こころと体は互いに影響しあいます。

(こころは感情、体は各臓器と感覚の機能するところをいいます。)

感情をコントロールして精を高め、気血を巡らせること。

例えば、自分の場合 耳が弱いです。

五行では耳は腎と繋がり、感情では「恐」が影響を及ぼします。

なにを恐れるのか? 人それぞれ対象が違います。

自分の場合、それは高所です。高いところが大嫌い。

2階でも怖いのです。

(ちなみに高所恐怖症を克服するのには、その場所に長くいることです。)

感情を眺めてコントロールすること。


病いを未然に防ぐためには日々の努力が必要です。

早寝・早起、腹八分の食事、適度な運動、くよくよせずに過ごすこと。

これらのことは、当たり前のことですが、日々の養生には必要なのです。


多くの一般社会人男性は、いろいろなストレスを受けて不健康な体の方が多いです。

(自分もかつてそうでした。)

例えば、体が硬い。お腹が硬い。胸を押すと痛む(これは胸が詰まっていることです。)体が冷たい。などの症状があります。

ストレス対処法として、お酒、タバコ、大食い、ギャンブル、趣味、など一般的ですが、体は悪くなる一方です。

自分は過去にスポーツジムに1年ほど通いました。筋力アップや体重減少などして健康診断の数値も少し下がりました。

でも、マイナス思考や他者批判、自己否定など自分を認めなく、自分を愛せないという心グセは直せませんでした。

まして感情コントロールなどできるとも思いませんでした。

このヨガを続けて体の変化やこころのコントロ-ルができるようになったのです。


2.気・エネルギーを習得する


イルチブレインヨガを体験してビックリしたのは、下腹を叩くことでした。

生き物には気・エネルギーがあり、それを強くするのは、丹田を鍛えること。

気・エネルギーは確かに存在しています。物質にも気はあります。

でも西洋医学では認めてないのです。だって見えないのですから。

体内の気・エネルギーの通り道を経絡(けいらく)といいます。

経絡には経穴(つぼ)があります。

健康でいる秘訣の一つが気・エネルギーを体に巡らすことです。

まず、気・エネルギーを感じることからはじめます。

手が一番感じやすいです。

手に集中していくと気の感覚がわかります。

次に、気・エネルギーを強くします。

丹田を叩いて体内のエネルギーを集めて強化していきます。


その次に、気・エネルギーを感覚を磨いていきます。

手、胸、足裏などの経穴を開き、宇宙のエネルギーを取り入れます。


そして、気・エネルギーを自分の意思で体に自由に巡らせます。

よく流れるように体をほぐしていきます。
濁った気・エネルギーを出して、新鮮な気・エネルギーを取り入れます。


イルチブレインヨガでは、気・エネルギーを強くして、体全体に巡らせて健康にしていきます。

各経絡を刺激して、気・エネルギーをよく流れるようにしていきます。

単なる肩こり、腰痛などの矯正は勿論、各種の病気に対処した運動のやり方があります。

体が温かくなり、自然治癒力が出て、免疫力が向上し、病気になりにくい体質になっていきます。

体もこころも穏やかになり、スッキリします。


3.脳科学


現代の脳科学の考え方に沿った運動もしています。

組織の中に、脳について研究する機関があり、大学の教授など共同研究をして、学会でも発表しています。
脳はまだまだ研究の余地があるといわれています。

その一つに、簡単な運動を持続して、脳内ホルモンを分泌する方法があります。

脳の構造を知って、活性化していき、よりよく使えるようにしていきます。

脳と体、心と体、気と体はつながっています。

総合的に元気にしていきます。

洞察力、直感力、集中力などが養われていきます。また学校教育にも取り入れられています。


ところで、仙人は不老不死といわれています。

そのためにはいうまでもなく、病気をせずに、健康でいることが不可欠です。

その方法は師匠から認められたひと握りの弟子へ伝授されました。

今の時代は、特定の人だけではなく、求めた人が得られる時代なのです。

平均寿命が長くなり、医療に掛かる時間、費用も増加していきます。

「自分の健康は(人に頼らず)自分で守る。」

シニアの方は健康への関心度が上がってくるのは当然ですが、

若い方も精神的なストレスで体や心が弱ってきています。

薬やサプリメントなどに頼らずに自力で健康になってもらいたいです。


・・・(続く)

求道

2014-08-07 21:17:35 | Tetsuo's
こんにちは。今回のテーマは道です。

日本には、華道、茶道、剣道、柔道など いろいろな道があります。
また、その道にはいろいろな流派があります。
その道を極めるには、各段階を踏んでいき、何年もの時が必要ですし、資金も掛かります。
最後まで行くには、ただその道が好きだ。それをしていたら楽しい。奥深くワクワクするなど、
何らかの理由が必要です。

さて、イルチブレインヨガは表向きはヨガ教室ですが、根底には 仙道があります。
あの、山にこもって修行する仙人の道です。
仙道には師匠と弟子がいて、弟子は修行期間が長くて、なかなか師匠から教えてもらえません。
薪割に3年、掃除に3年、飯炊きに3年と続きます。
それは、いわゆる雑念(観念)を取り去るのに時間がかかるのです。
耐え切れない者は去っていき、残るのはわずかな者です。
それは昔の話。時代は変化しています。

前置きはそのぐらいして、個人的なお話をしていきます。数回続きます。

私は現職でいる前は大手電機メーカーの事務職として一般的なサラリーマンをしていました。
この道を歩むきっかけになったのは、病気でした。前厄の40歳の時に持病である慢性中耳炎の
炎症を拡大させて、両耳を手術する羽目になりました。3年間で4度も入院、手術をしました。
(通常この種の病気の患者さんは片耳だけで、両耳を手術する人は珍しいと言われました。)
その時に病気の原因を探りました。家系から来ること、仕事のストレス、
自分の生活態度の反省から体のこと、そして健康を見つめることになりました。
そして病気になるまで、目をそむけて考えようとしなかったことが湧いて出てきました。

それは

「自分は何のために生きるのか。」、

「自分の実体は何なのか。」、

「なぜこの時代、場所、家系に生まれたのか。」

という誰もが持つ人生に対しての問いをもつことでした。

中学生時代にこの答えは自分で見つけることと教師に人生の課題を与えられ、
大人になったら考えようとして、そのままになっていたのです。

自分で考えても分からず
悟り、気功、瞑想、あの世、生きがいなどの精神世界のジャンルの書籍を読むようになりました。

両親、親戚、仕事場やその環境にいる先輩諸氏の生き方を見て、また世界40カ国を旅して
その国の人々の価値観を学び、世の中はこんなものだと判断していました。

人生はむなしい。生活して、仕事をして、財産をつくり、子供を育てて死んでいく。
成功するか、敗者になるのか。
人の一生とはこのようなものだ。自分の人生はこれでいいのか。本当にしたいことは何なのか。

心地よい状態、欲望を満たすために考えて行動に移す。ただやりたいことをしていたらいいのか。

そうしている間に出会ったのが「悟りの哲学」(李承憲 著 ビジネス社刊)という書籍です。
当時 悟りに興味があったので、さっそく 後ろのページに記載されていた スタジオに思い切って行ってみました。

・・・(続く)