ベルリン滞在中ほとんど同じ駅を行ったり来たりしてるんだけど、またまたやってきたのはアレキサンダープラッツです。
Uバーンのチケットセンターに併設されたギフトショップがあって、ベルリンUバーンの路線図が書かれたマグカップをベルリン滞在2日目に見つけたの。
それを買にやってきました。
何時までやってたっけ…とハラハラしながら行ったら、タッチの差・・・1分前に閉店って感じで閉まってました。
中に人はいるけど完全に「もう終わりよ」の姿勢です。
ドイツではそういうところ譲らないよね
仕方ない、明日は日曜日…ドイツで日曜日って完全休日だからなぁ~
でも扉のところを見たら10時からやってると書いてある
明日はベルリンからいよいよ旅立つので、コレを買ってからの出発としましょう。
ここはテレビ塔のお膝元駅、観光客も多いので賑わっています。
路上での演奏、まぁ珍しくもないけどなんだか見入ってしまったわ。
アレキサンダープラッツ付近をぷらぷら歩いてバス停へ向かいます。
ベルリン市内では100番バス、200番バスという観光名称付近を回る路線バスがあります。
はとバス気分で…と利用するのがベストなバスだと思います
アレキサンダープラッツからツォーを結んでいるものらしい
全線乗っても約30分、まぁSバーンで行く方が早いけどこれも楽しそうです。
まだまだ観光名所、行ってないところはたくさんあります。
その中でも塔好きを自覚したばかりなので、この旅4塔目“戦勝記念塔~ジーゲスゾイレ~” へ行ってみることにしました。
この100番バス10分間隔くらいで出ているらしいので、利用価値高いです
さらに2階建てバスならば観光バスさながらに楽しめるのが魅力です。
ですが、夜になってしまうと街灯が少ないドイツなので、大都市の中心部でさえも大通りは車のライトと数少ないオレンジ色の街灯のみなので名所も闇の中…
でもその大通りの先には、オレンジ色のライトで照らされた戦勝記念塔は輝いて見えてきました
バスの中からも前方に見えてくるので、停留所の名前が聞き取り難くても風景で降りる事ができます。
引き締まった闇に煌々と輝く戦勝記念塔は美しい
ロータリーの中央に佇んでいるので、真ん中へ渡ることにしましょう。
地下道から渡って行くんだけど、この地下道入口が何だか神殿のような雰囲気でした。
ココから地下道へ
そして地下道には光のイリュージョン
こんなのがあって、石造りの神殿の中にパフュームのようなデジタルさを感じ、ミスマッチが楽しかったです。
階段を上がると目の前に高さ67mの石の塔が現れます。
この塔、佇んでいるだけかと思いきや、登れるんです
塔好きはワクワクと中に吸い込まれていきました。
入ったらまず展示物がいくつかあります。
この塔について書かれているんだろうけど、読めません
さっきまでの闇にオレンジ色の空間から、一気に白色の灯りの下に来たという明るさです
ジオラマっぽくなってるので、お約束どおりミッヒさん出番ですよ~~ パルテノン神殿なの
ピサの斜塔なの
では、上に行ってみましょう。
エレベーターはどこかな
・・・いやいや、そんなものはございません
「まじっすか
」
今回は正真正銘「まじっす
」
そうだよな…外から見た塔の大きさからしてもエレベーター設置するような広さは無いよなぁ…
くるくると螺旋状に上って行く階段、えっちらおっちらと上ります。
途中には休憩する場所があるので、呼吸を整えましょう。
ワタクシ螺旋階段、苦手なんだよね。
目が回るから…
そして少~しだけだけど先端が細くなってきているので、登ればのぼるほど階段は狭まって行きます。
閉所恐怖症の方は、息苦しいかも
さっきの呼吸を整える椅子も大きいとは言えないけど、登頂近くの休憩場は一人が座れるだけのスペースになっています
285段の階段のぼりきり、てっぺん到着です
階段の途中誰ともすれ違っていません。
ってことは頭頂部独り占め
いやいや、二人とうさぎ占め
でね、出たところはやっぱ外なんだよね。
もちろん高々とフェンスは張られていますが、外なんです
それもこの幅で一周だけのスペース
お約束どおり、「怖いよ~~~」の図です。
それにしてもやっぱドイツは暗い。
夜が暗いんです。
ECOの国だからね。
あ、右の奥に見えるのはテレビ塔かな~。
周りが暗いだけどよく見えます。
見上げると女神のスカートがヒラヒラしてます
ワタシが今回のぼった中である意味一番怖かったよ
と言うことで一番印象深くもありました。
さて戦勝記念塔についてwikipediaっておきましょう
戦勝記念塔(独: Siegessäule, ジーゲスゾイレ)はベルリンのティーアガルテンの中央部に聳え立つ高さ67メートルの石造の塔である。
塔の頂上に金色の勝利の女神ヴィクトリアが立っている。
デンマーク戦争勝利を記念して1864年に建設が始められ1872年に完成した。
塔内部は頂上の展望台に通ずる285段の螺旋階段が設けられている。
当初、帝国議会前の広場に建てられていたが、ベルリンを世界首都に改造するヒトラーのゲルマニア計画の実施に先立ち、1939年に現在のティーアガルテンのグローサーシュテルンのロータリー中央に移設された。
塔台座には、大勝利の模様を描いた銅版レリーフが4面はめ込まれている。
これらのレリーフの内、普仏戦争とデンマーク戦争については、第二次世界大戦後、フランスへ持ち去られていたが、独仏融和を第一とするミッテラン政権時代に返還された。
第二次世界大戦の際、ベルリンの市街戦で兵士たちがここに篭って戦った。
広場の石には大きな焦げ跡が残り、塔自体にもあちこちに大小様々な銃撃や砲撃による弾痕がある。
ベルリンは本当に戦いの記念なるものがたくさんありますね。
さて、くるくると降りることにしましょう。
下界に下りてきました。
通りの先にはブランデンブルク門です。
広場の石の銃撃跡・・・の話は帰ってきてから知ったので、全くそういうものを見ずに写真撮影に没頭。
珍しくセルフタイマーでツーショット撮ったりしてたら、通りすがりのオネーサンが「撮ってあげるわよ~」と撮ってくれました。
真っ暗だからね。こんな感じになりました
2014.11.01
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