カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

こちらに住んで33年、ロサンゼルスの今と、趣味のフライフィッシングを中心に街角で見かけた話題を!

アレルギー体質#2(エピネフリン・オートインジェクター)

2005年07月21日 | その他
しばらく大忙しで記事のアップができませんでしたが、その間も見に来て頂いた皆さんに”ごめんなさい!”。

さてhiroさんのコメントで在ったアナフィラキシーショックに関係して書いてみます。

アナフィラキシーショックは、アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となるもの、蜂の毒、花粉、ダニの死骸、ホルムアルデヒドなどの代表的なものだけでなく、寒さなどもアレルゲンとなる)などにより症状が急激にあらわれることをいいます。

私もこの経験が在るのです。アレルゲンの検査の為、パッチテストといって色々な検査薬を2~3日の間、直接肌に張っているテストの際、急激に血圧が下がり呼吸困難に陥りました。

そのときは何とか病院まで送ってもらえましたが、やはり命の危険を感じました。

そんな際に緊急処置に個人が携帯しているものが写真の物です。

正式名称:Epinephrne Auto-Injector(エピネフリン・オートインジェクター)

エピネフリンとはアドレナリンのことで、日本人によって分離されたホルモンらしく、詳しくはこちらまで。



この先には注射針が内蔵されていますが、普段は出てきません。


緊急事態が起きたら


後ろのキャップをはずして


太股に突き立てるのです。
すると針が出てきて注射液が体内に入るようになっています。
心臓に近い左の太股の方が良いと聞きました。

しかしこのアドレナリンの注射を心臓疾患や高血圧の人にしたら、死に至らしめると言われていて、これを購入するにはお医者さんの処方箋が必要ですが、私の周りのアレルギー体質の人は、いつもハンドバックに持って歩いています。

私も山間部の釣りで蜂に刺されたときのことを考えると、必ず携行したいものです。






最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当にビックリしました。 (Rock娘)
2005-07-22 00:02:33
私は、全ての病気と無縁で今日まで来ました。

睡眠時間も短く,風邪もひかず、なんか怪物のように周りから言われます。

でも同じ姉妹でも、こんなに元気なのは、私だけで、妹達は、

それぞれに故障を抱えているようです。

はっきり、父方,母方に分かれました。



そんな私ですので、

la fly fisher さんのアレルギーのお話には、心底驚いたと共に、とても前向きに、きちんと対処されて、長期のご旅行にも出かけられていらっしゃるし、感心してしまいました。

日々医療は、発達していますから、アレルギーも近い内に簡単に直る日がやってきますよ。

お忙しそうですので、お疲れがでませんように・・・

返信する
Unknown (laflyfisher)
2005-07-22 07:01:44
Rock娘さん



アメリカに来てから色々なアレルギーがあるのを知りましたが、自分にかかわってくるとは思いませんでした。

最近はアレルゲンが許容量いっぱいにならないように、少しずつ試していますけど、やはり”レイテックス” ”海老”は絶対にダメそうです。



色々新しい治療法があるそうですけど、それにもリスクがあり取りあえずは食べ物や薬に気を付けながら生活しています。



アメリカは色々アレルギーが知られている分、みんなの理解が得られやすく、一種のハンデキャッパー的に周囲が気をつけてくれるので、とても暮らしやすいのではと感じています。
返信する
ありがとうございます (hiro)
2005-07-28 09:46:12
クモノカタチの、hiroです。

取り上げていただいて(?)ありがとうございます。



アレルギーは、一度かかると習慣化するので、直すのが大変ですよね。かくいう私も、アレルギーもちですが、それほどひどいものではないので、あまり対策はとっていなかったのですが。身内に一人、かなりひどい人がいて、たまに会うと、ここは無菌室か?? と思うような状態になっている。。

あんまりすごいと、人付き合いも選ばなきゃならないし、そんな状態なのに、がんばっていらっしゃるlaflyfisherさん、すごいです。



アメリカって結構、そういう意味では進んでますよね。アメリカでの治療を勧めてみようかな?
返信する
Unknown (laflyfisher)
2005-07-31 02:44:43
hiroさん



アレルギーはなってみると精神的にも辛いものですが、アメリカってアレルギーがものすご~~~く多くて、私の周りの人でもほとんど何かのアレルギーをもっています。

みんなもわかっていて気を使ってくれますから、感謝です。



確かに保険制度などは日本に軍配上がるかも知れませんが,医療はアメリカのほうに軍配が上がりそうな感じですけど。



身内の方にも頑張るように言ってくださいね、いつか必ずいい治療法が見つかると信じて!!!
返信する

コメントを投稿