カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

こちらに住んで33年、ロサンゼルスの今と、趣味のフライフィッシングを中心に街角で見かけた話題を!

ロサンゼルス・Point Vicente Interpretive Center(ポイント・ヴィセンテ環境教育センター)

2018年03月27日 | アメリカのお話

【Point Vicente Interpretive Center(ポイント・ヴィセンテ環境教育センター)】

此処はカリフォルニアでも有名なクジラが肉眼で見ることができる”ホエールウォッチングスポット”!

12月から4月頃がよく見られる時期で。このスポットでは、年間の回遊距離としては最長といわれる

約2万km移動する「コククジラ(英:Gray Whale)」が頻繁に観察されます。

通常、北の冷たいベーリング海にいる太平洋コククジラは、12月になると、南の暖かいメキシコへ回遊して出産し、

そこで、赤ちゃんクジラを2,3ヶ月育てた後、3月ごろから北へ戻っていく。

体長約14メートルの太平洋コククジラだが、約28メートルにもなるシロナガスクジラを見ることも。

クジラの数を調査する動物学者などのボランティアも居てクジラの数が表示されたボード(写真参照)があるので、チェックできる。

 

 

 

 

隣接する教育センター内ではこの地域の歴史が展示されていて、

旧石器時代の北米大陸に定住していた原始的な古代インディアンで、

現インディアンの祖先である、”パレオ・インディアン(Paleo-Indians” の展示もされている(写真参照)

 

 彼らは氷河期に氷で陸続きになったベーリング海峡を渡り、ユーラシア大陸(東シベリア)から北米(アラスカ)へやってきた。

狩猟をして暮らす遊牧民族のグループで、日本人とも共通の祖先をもつ人たちではないだろうか。

また太平洋戦争以前にこの辺りで農園を開拓した40家族150人近くいた日系移民の写真も飾られているが

その日系人たちはシエラネバダの日系人強制収容所に送られている。

 

 

この周辺は夕焼けが綺麗なサンセット・ポイントで有名で、トレールもあり恋人たちのデートスポットとしても有名です。


ここはロサンゼルス空港から40分程の高級住宅地が広がる半島にあります。


ご希望があればコーディネーターが24時間同伴します。

釣りのガイド:夢のカリフォルニアでフライフィッシング
ロサンゼルスのガイド:さあアメリカの大冒険・LA-Pan Adventures

 


ヨセミテ国立公園内に"スタバックス"開店!

2018年03月26日 | アメリカのお話

【新しくできたヨセミテのスターバックスは、スターバックスのように見えないように努力しています】

ヨセミテ国立公園内に"スタバックス"が開店した。

 

計画が発表された時には2万3000人からの反対の署名が寄せられたと聞く。

オンラインの抗議者は、スターバックスがアメリカで最も古く、最も有名な国立公園に開店されることにより、

他の大きなチェーン店への扉が開かれると懸念しています。

 

 

開店されるスターバックスは独立した店舗ではなく、ヨセミテロッジに付随するフードコートの一部となっている。

また建物の外壁のはスターバックスの名前は掲げないとされているが・・・・

今後アメリカの有名国立公園のも、スターバックスが進出する可能性はあります。

 

英語のリンク先

https://www.sfgate.com/business/article/The-new-Yosemite-Starbucks-is-trying-hard-not-to-12765268.php?utm_campaign=fb-tablet

 

 

 


村本大輔(37)さんの野望

2018年03月12日 | その他

ウーマンラッシュアワー・村本大輔(37)さん関連で投稿してみますが、ちょっと長くなりますので、ご容赦ください。

村本氏の野望は「アメリカでは、すべてのタブーを笑いに変えて大金持ちになる!」との事です。

まず留学して2年後には米国を拠点に移す計画だそうですが、芸能人なら就労ビザ「O-1B」とか「P-1」などが有名ですが、

いずれにしても就労できるビザが不可欠です。留学生ビザのままアメリカの舞台に立つことはできません。

しかし例えば有名芸能人夫婦もハリウッド進出を試み、芸能人ビザを申請しましたが、残念ながら却下されました。(芸能人ビザも日本の芸能人には相当厳しそうです)

あのジョン・レノンが1972年3月6日に米国滞在短期ビザが取り消されています。
理由はベトナム戦争当時、レノンが熱心に平和活動をしていたことが嫌らわれたと云われています。

その後ニクソン大統領からフォード大統領に政権が’移行した1976年に、ジョン・レノンがグリーン・カードの申請をして認められています。

まあ村本氏がジョン・レノンと同等のアーティストと評価されたとして、

期限付きの就労ビザからグリンカード(永住権)までたどり着いたとしましょう、

【兵役義務がある】
アメリカ市民、永住権保持者、米国に不法滞在している全ての男性は18歳になった時点で,

郵便局で”選抜徴兵登録制度””であるセレクティブ・サービス・システム/SSS(Selective Service System)に登録する義務があります。
(外交官関係のビザ、貿易関係のビザ、観光ビザや学生ビザの男性は除外)

米国大統領および米国議会は国の緊急事態、または戦時に軍隊の拡大が必要となった場合、SSSの登録リストから徴兵することができます。

【男性市民はSSSの登録をしないと】
250,000ドルの罰金、または5年間の禁固刑
大学入学時などの多くの奨学金制度から排除され
連邦政府関係への就職も許されません。(州によっては、さらなる罰がある場合もあります。)

【女性の徴兵登録】
米国で女性の徴兵登録が義務化されるかもしれない。米下院軍事委員会が先週可決した2017会計年度の国防権限法案に関連条項が含まれている。

権利や自由の面だけではなく、義務や責任の面でも男女平等がアメリカでの現在の流れになってきた。

市民権のインタビューでも、兵役の拒否については何度も聞かれる。

【忠誠の誓い】
写真の書面に書かれてある文は市民権の宣誓式の際に誓う内容で

忠誠の誓い(Oath of Allegiance )

アメリカ合衆国憲法への忠誠の誓い
嘗て市民であった外国政府や支配者への忠誠の放棄の誓い
国内外の敵からアメリカ合衆国憲法を守る誓い
法律が定めた場合、武装し兵役に従事する誓い
国家の大事の際、法律が定めた市民としての義務を果たす誓い

トランプ政権下でのビザの厳格化】
2017年10月23日に国土安全保障省より発表されたPolicy Guidanceによると、
今後、ビザの延長申請においても審査がさらに厳しくなることを示すものとなりました。

就労ビザの審査には3つの機関が関わっています

①アメリカ移民局は United States Citizenship and Immigration Service(USCIS),
組織としては、国土安全保障省(Department of Home Security)の傘下で、
安全保障の観点からアメリカにおける移民全般を扱っています。

②NVCはNational Visa Centerの略で、文字どおりナショナルビザセンターと呼ばれています。

組織的には国務省(United States Department of State)の管轄で、アメリカの外務省にあたる機関。

移民局とは別の組織で、ここでは本審査として、かなり細かい審査が行われ、よって提出する資料も細かいものになります。

③在日アメリカ大使館、NVCやUSCISと連携を取りながら、最後のプロセスであるインタビュー(面接)とビザの発給が行われます

さてここで注目は村本氏は『自衛隊と日米同盟を廃止して非武装中立にすべきだ』との持論や

また「反沖縄米軍駐留」「反安保」を匂わすことを口にしているのですが

これはアメリカ政府にとって”有益”な発言でしょうか?

就労ビザの発行は”時の政権””が握っているのは間違いありません

なぜアメリカに来て、アメリカの批判をするために、アメリカのビザを申請するのでしょうか

ビザの審査官にどう説明できるのでしょうか、

日本の非武装化を訴える人が、アメリカの兵役を受け入れるわけもなく、
アメリカの兵役を拒否すればグリンカードはもらえません。

ならばインタビューでは、心にもない"親米"を装う必要があります。

そこに村本氏の正義や整合性はあるのでしょうか?

老婆心ながら、なぜアメリカを目指しているのか、私には甚だ疑問です。