ひぃのとぅじ転勤日記2

ダンナ(ひぃ)の転勤であちこちへ行くことになったので、
新し土地での衝撃的な出来事を書いてみよっかな。
現在:北海道

やんばる国立公園 大石林山

2020-02-21 14:37:42 | 旅行
ブセナをあとにし、いざ北部へ・・・

今回の最大の目的地は大石林山(だいせきりんざん)なのです!!!

北部に行くと、海岸線を間近に走るから、車窓からでもナイスビュー





ブセナを出発してからノンストップで1時間強。

ついに、県北にやってまいりました。

大石林山




ここ大石林山は聖地・アシムイ

島建ての神、アマミキヨが降り立ち沖縄最初の聖地、安須杜(アシムイ)を創ったという。

要するに沖縄(琉球王国)発祥の地ということかな?

かつて、琉球王国時代には王家の繁栄、五穀豊穣、航海安全をこの地で祈り、

今も四十箇所以上ある御願所(拝所)に神人の祈りが捧げられる。

2億年前の石灰岩層が隆起し長い歳月をかけて侵食された四連の岩山。

地元の古老たちは安須杜の四峰をシノクセ、アフリ、シジャラ、イヘヤと呼ぶ。

大石林山は聖なる地、イヘヤ、シジャラの杜をめぐる自然と対話する場所。

なんだかよくはわからないけど、超ウルトラパワースポットなんだって!

大石林山内は3つのトレッキングコースからできていて、バリアフリーなコースから、

健脚な人向けのコースまである。

それぞれ見どころが違うので、全コース回ることにした。

コースマップ

まずは奇岩・美ら海パノラマコースから(約1.2キロ 60分)



今帰仁城跡の寒緋桜も満開だったけど、こちらも満開



奇岩コースなだけあって、タイムスリップしたかのような景色







上記のコースマップをクリックしてもらうとわかるように、見所が点在していて、

パノラマコースには11か所の見どころがあった。

巨人のこしかけ(巨大な腰掛のシルエットからついた名前)




縁結びの岩(2つの岩が寄り添う。幸せを願う恋人達におすすめ)




立神の大岩(天に向かいそそり立つ大岩が続くエリア。地に降り立つ神を連想する姿石)




悟空岩(古生代の石灰岩が雨水などで急速に侵食されできたタワー状のカルスト)





ダイナミックさからいったら、悟空岩がダントツだったなー


石林の壁(山から登る太陽の光が岩壁にあたりパワーが集まるといわれるスポット)



石の塊が置かれていて、それを触るとパワーがもらえる(?)らしい



カルシウム石と書いてあって、所々キラキラしているのが見えた




守り猫(岩の頂上から森全体を見通し山を守っているかのよう。猫らしい丸い後姿が人気)




めっちゃ遠い場所にあるから、探すのが大変だった(笑)


骨盤石(女性に嬉しいご利益があるといわれる。生まれ変わりの石とセットで子宝に恵まれることも)




生まれ変わりの石(3回くぐると新しく生まれ変わると伝えられる)






美ら海展望台ステージ(天気の良い日には与論島や沖永良部島(鹿児島県)まで一望できる)

現在、工事中のため、その手前にあるちょっと開けた場所から見たのが



辺戸岬灯台も見えた




鍋池(カルスト地形特有のドリーネといわれる。すり鉢状のくぼ地)




烏帽子岩(えぼしいわ)(古生代の石灰岩が雨水などにより侵食され鋭く尖ったピナクルという地形)




スタート地点に戻ってきた。




所要時間60分というけど、なかなか見ごたえのあるルートで、80分くらいかかったかなー


次は間髪入れず、やんばる森林コース(約1キロ、30分)




猪垣(害獣の侵入を防ぐために築かれたと思われる。この地を耕地とした人々の暮らしが想像される)




ソテツ群落(6万本もの大小のソテツが岩の間から林立する様は圧巻。珍しい4mの巨大ソテツも必見)




御願(うがん)ガジュマル
(日本最大級の巨大ガジュマル。キジムナーの目撃談も。御願とは願いや祈りを表す沖縄の方言)





この御願ガジュマル以外にも名前のついたガジュマルが7つくらいあったかなー


アガリメー(真東から陽が入る石積み。太陽信仰の拝所とも自然の造形ともいわれている)




家畜小屋跡(家畜小屋跡と思われる石積み。近くには出入り口のないストーンサークルも)

これはちょっと気づかなかった(汗)

こちらも1キロの散策コースだったけど、30分なんかじゃ回れない(^。^;)

どこを歩いても、タイムスリップしたような気持ちになる素晴らしい場所でした。

時間に余裕があるなら、絶対にオススメの場所だね♪